おはようございます。

本日は誠に勝手ながらお休みを頂いております。ご迷惑をおかけ致しますが何卒、よろしくお願いいたします。


今、病院です。

父親が大きな手術をしています。


手術室で頑張ってくれています。

なんか、この時間に色々と思っていることを

書き留めたく思いブログを書いています。


2度目の大きな手術。

なかなか見つからない場所の病気

でも定期健診で割と早めに発見でき

手術に至りました。


手術室まで送り届け、父は片手を上げて

また後で!みたいな感じで入っていきました。

前回もそうだったのですが、どう声をかけるべきか分からず短く「頑張って」とだけ伝えた。手術って前向きなことなのになんだか涙がでてしまう。母親も一緒だから心配かけないようにごまかした。


おかしな言い方も知れないけど

歩いて手術室に向かう父の姿は戦いに挑む

ボクサーのようでした。母親と私はセコンド。父は今年で90になるんですが、背筋がビシッとして若々しく今をしっかり生きている人。


何にでも興味があって

機械にも強く、こないだなんてハードにテレビを録画しDVDにやいてくれた。

スマホだって指でスライドする。

自分が食べ終わった食器だって洗い物するし

お風呂掃除だって、熱帯魚の水槽だって洗う。

なんだってできる。


私に娘が出来てからは週末に実家に預けているのですが、娘のお世話をよくしてくれている。

ハイハイする娘が食器棚やタンスに頭をぶつけないように、追いかけてまた先回りしてフォローする。離乳食だってあげてくれている。


最初の頃、娘を預けることは両親の負担になるんじゃないかって思っていました。でも、なんだか楽しそうで「次はいつ?」みたいな感じで楽しみにしてくれている。そういえば、娘を預けるようになってから両親の笑顔をよく見るし、笑い声が絶えない。

今まで、親孝行なんてしたことなかったけど、娘がじいちゃんばあちゃんに孝行してくれている。娘に感謝です。



両親の協力がないとお店が成り立たないんです。本当に有難いです。

娘も元気でやんちゃなのですが、むちゃくちゃしなく、よく食べよく寝る手のかからないコ。多分、じいちゃんばあちゃんのことも私たちのお店の事も全部、理解して自分なりにできることを考えてるんだと思う。


娘が出来てから親の気持ちがほんの少し分かったような気がします。でもほんの少し。


ただ親は子供の幸せ、笑顔だけを望む。

そして、子供が大人になって歳をとっても親とはそんなもの。だから、いまだに色々と心配される。

まるで未成年のように笑


昨日、手術前日に入院した父が私に

「今日はお店はどうだった?」と。

自分がすごく大変な時なのに。

いつもそう。


手術前のさっきだって

「お医者さんは大変な仕事やな」と。

自分のことで精一杯なはずなのに。


両親ともそう。

いつも人の事ばっかり気にかけてる。

たまには自分のことに時間とお金を使ってって思うけど。


でもそういうところがとても尊敬できるし、そうなりたいって思う。私はまだまだ自分に甘いので自分の事ばっかりになっちゃうけど。


親は子を思う。

でも子も親を思っているんだよ。

なかなか恥ずかしく伝えられないけど。


ずっと幸せで笑顔でいてほしい。

今、それをかみしめています。


おとん、頑張って!


いつかの娘の入学式を見てほしい。

みんなで記念撮影をしようね。



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ロッタ


金谷剣志