検索エンジンは、ローカル情報に関してはかなり力を入れて機能強化を行っています。GoogleならGoogleマップの情報、Google+ローカル(旧Googleプレイス)の情報を検索結果に出すことはもちろんそうです。しかしそれ以上に「ローカリゼーション」が強力になっているのです。
Googleはもはや、明示的に地名を入れて検索を行わなくとも、その端末のIPアドレスなどから検索されている地域を(デスクトップPCから光回線を使って検索していたとしても!)ある程度絞り込めるようになっています。
スマートフォンの回線やモバイルルータを使って外で接続している場合はなおさらです。Googleは「Google Location Service」という、Wi-Fiの基地局などからの通信状況から現在地を判断する仕組みを持っています。それをONにしていれば、Googleはあなたの位置をかなり正確に把握できます。Googleはその地域に合わせた検索結果を返してくれています。
こんな状況ですので、自分がほしい物を取り扱っているサービスのリストは一瞬にして手に入ります。また、全国対応を行っている店があれば、それも比較対象になるでしょう。今はこのような、沢山の選択肢に囲まれて、ユーザーは自分たちがほしい物を見つけて購買の意思決定を迫られている、んですね。これは一見良いことのように思えますが、辛いことかもしれません。自分がほしい物をどのように選べばいいのかもわからないのに、100の中から自分に合った1つを選び出せと言われても、頭を抱えてしまうのではないでしょうか?
このような状況では、ユーザーはとにかくたくさんの情報にひとまず触れようとします。目的に合致しそうなキーワードで検索を行い、その検索結果に出てきたサイトの中からめぼしいものをどんどん開いていく──ネットで物を探す際の典型的な行動です。思い出してみてください、みなさんがネットを使う時も同じような行動を取っていないでしょうか。
この時、大事なことが有ります。あまりにもたくさんの情報を「まずは見て置かなければならない」と思っているユーザーは、1つ1つのWebサイトをそこまでじっくり見ないということです。
なので、この段階で、Webサイトにおいて以下のことをキープしておかなければなりません。
ユーザーは、自分が欲しいと思っているものが、このサイトで取り扱っていると一瞬でわかるデザイン(主にヘッダー)
ユーザーがその商品やサービスを取り扱っている人に対して無意識に持っている色やテイストから外れないサイトデザイン
そしてその上で大事なのは「判断基準を持っていない、あるいは曖昧な人に対して、判断基準を持たせてあげるコンテンツの存在です。
判断基準提案コンテンツを読んでもらって、その判断基準に乗ってもらえたら、ユーザーは購買に大きく進みます。