熱中症を防ぐ為には | 株式会社WEB社長@井手口純啓オフィシャルブログ

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平成24年夏期(7~9月)の熱中症による救急搬送人数は43,864人で、平成23年の同時期と比較すると1.11倍となっています。また総務省が本調査を開始した平成20年から推移を見ると、記録的な猛暑だった平成22年以降、毎年約4万人が救急搬送されており、平成23年はその平成22年に次ぐ人数の多さとなっています。

最近では、夏期に近づくと気象予報の際に、毎日のように熱中症に関する注意喚起や予防のための情報が多く報道されるようになったと、感じる方も多いでしょう。

熱中症は暑熱下での作業やスポーツ時だけ注意していればよい、水分さえ補給していればよい、などと誤解していませんか? たとえ屋内でじっとしていても、また夜間であっても、室温や湿度が高いために熱中症になる場合もありますし、予防には水分に加え塩分補給も必要になります。今一度、正しい知識を身につけましょう。

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①服装を工夫しましょう

皮膚表面まで気流が届き、汗を吸って服の表面から蒸発させることができるものが理想です。

近年開発されている吸汗・速乾素材や軽・涼スーツなども活用しましょう。

太陽光の下では、輻射熱を吸収して熱くなる黒色系の素材は避けた方がよいでしょう。
また、
首周りをネクタイや襟で締めると、前胸部の熱気や汗が出て行きにくくなり不快感を生じま
す。襟元はなるべくゆるめて通気しましょう。
熱中症を防ぐために、そして、地球温暖化防止のためにぜひ、クールビズ「COOL BIZ」を実行してみて下さい


②こまめに水分を補給しましょう

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「水分を摂り過ぎると、汗をかき過ぎたり体がバテてしまったりするのでかえってよくない」とい
うのは間違った考え方です。

体温を下げるためには、汗が皮膚表面で蒸発して身体から気化熱を奪うことができるように、

しっかりと汗をかくことがとても重要です。汗の原料は、血液中の水分や塩分ですから、

体温調節のために備えるには、汗で失った水分や塩分を適切に補給する必要があります。

暑い日には、知らず知らずにじわじわと汗をかいていますので、身体の活動強度にかかわらずこま
めに水分を補給しましょう。

特に、湿度が高い日や風が弱くて皮膚表面に気流が届かない条件の下では、

汗をかいても蒸発しにくくなりますので、汗の量も多くなります。

その分、十分な水分と塩分を補給しましょう。

また、人間は、軽い脱水状態のときにはのどの渇きを感じません。

そこで、のどが渇く前あるいは暑いところに出る前から水分を補給しておくことが大切です。

なお、どのような種類のお酒であっても、アルコールは尿の量を増やし体内の水分を排泄してしまうため、

汗で失われた水分をビールなどで補給しようとする考え方は誤りです。

一旦吸収した水分も、それ以上の水分がその後に尿で失われてしまいます。


熱中症についての予防や対策について周知することが大切です。