エンジンチェーンソーの調整その2(キャブレター) | 都内にある建設機械レンタル屋の修理とレンタル商品に関してのブログ

都内にある建設機械レンタル屋の修理とレンタル商品に関してのブログ

足立、荒川、北、板橋、台東、文京、豊島を中心に営業活動している建設機械のレンタル屋の有料修理ゼロ運動の活動日記。お客様に商品の特性と仕組み、そして、今まであった有料修理個所をシェアすることで、建設機械レンタル商品の有料修理を限りなく0に近づける。

本日はキャブレターの調整です!

何もわからないのであれば、
キャブレターをいじるのは
絶対にやめた方がよい部位になるでしょう。

しかし、
このブログを読んでいる方は、
きっと、機械を触ることが好きな方が多いと思います。

まずは、
触ってみないと覚えませんしね。

やってみて、その難しさや、
思っていたよりも簡単なことなどが、
経験を通して、理解できますからね。

それでは早速いきましょう。

キャブレター調整

通常の使い方で、大切に使われているのであれば、
キャブレターをいじることは
まずないと思います。

取説などには、
気圧や環境によって
キャブの調整が必要と
書かれていますが、

特別に高い山奥で使ったりと
一般的な普通の場所ならば、

買ってきて
自分で調整して
使うことはまずないでしょう。
(あったらごめんなさい)

しかし、
キャブレターの交換後の
エンジンの調整を合わせる時や、

知らないで、
スロットルスクリューと勘違いして
回してしまい、

エンジンの調子が完全にくるってしまった時などは、
自分で何とかしなければなりません。

そういった場合は
調整バルブを規定値の位置に
調整する必要がでてきます。

準備
まず、調整する前に、
エンジンを2~3分間の暖気運転を行いましょう。

その後、次の手順で調整していきます。


調整時は、エンジンの回転数を上げたり、下げたりします。
その際、ソーチェンが回転しますので、周辺に人または、
干渉物がないことを確認してから行ってください。

まずはアイドリングの回転調整から!
  
アイドリングとは、スロットルレバーを握らなくても
エンジン止まらずにかかっている状態のこと。

アイドリングの調整は、
アイドルアジャストスクリューを回しますが、

そのついている場所は、
キャブレターのエアー吸い込み口横です。

スロットルレバーを握ったり、離したりすると、
接続されているリンクにより、
動くものが確認できると思います。

その動く開閉度を
調整することで、アイドリングは調整できます。

ねじを時計回りに締めこんでいくと
開度が開き、回転数は上がっていきます。

逆に回すと回転数は下がっていきます。

ソーチェンが回転せず、かつ
止まりそうにならないところで、
仮決定しておきます。

数値でお伝えすると、
弊社レンタル用チェーンソーは
2800前後のエンジン回転数となっていますが、

専門業者は別として、
回転計を使って回転を調べる、
という方はあまり多くないと思いますので、

ここは、感覚でいきましょう。


次に
低速時の回転と高速時の回転を調整します。

標準開度は L(低速回転) :  1と1/4回転
         H(高速回転) :  1と1/4回転

となっています。
*機種により異なる場合がありますので、
 取り扱い説明書及び販売店にお問い合わせください。

つまり、
標準開度とは

スクリューねじをやさしく時計回り方向いっぱいに回し、全閉したところから
ねじを1回転と90°戻した位置が標準ですよということです。

最初に調整をするのは
低速側です。


暖気後、しっかりアイドリング調整をおこなった後、
低速(L)のニードルを反時計方向または

手順
L,Hともに、全閉させ、1と1/4戻しておく

①時計方向
にゆっくり回してみて、エンジンの
 回転速度が上がる方向
に回していきます。

 更にそのまま回し続けると、
 エンジン回転速度が下がっていきます。

②低下する寸前
のポイントを見つけることが重要!

 低下する寸前の位置が分かったら、
 その位置から、

③約1/4回転 反時計方向に回します。
 とりあえず、
 これで仮セットできました。

あれれ変だぞ
と思うでしょう。

再度、アイドリングを調整します。
かなりアイドリングはくるっています。

先ほど調整した、
アイドルスクリューを回し、

先ほどの調子の良さの位置を探します。
調子がよさそうな位置を見つけてください。

見つけたら、
①~③の手順を3回ほど行います。

そうすると、
最適の低速エンジン回転速度に調整できます。


次は高速(H)の調整です。

これは実際に木を切って調整します。

標準開度 1・1/4は説明いたしましたね。

H側のニードルをやさしく時計方向にいっぱいに回します。

一回転逆回転させ戻します。
さらに、90°もどします。
この位置を基準とします。

これで、
実際に木を切ってみましょう。

一度切ったら、
基準位置から90°いないで、

左右回転させ、ベストなところを選んでください。

ベストな位置が見つかれば、
これで、完璧!

そのチェーンソーが持つ
最大の能力を発揮させたことになります。

強い相棒として、
頑張ってくれるでしょう。

ちょっとここで、気を付けることがあります。

このH側を調整する時は、
時計方向にいっぱい回してから、1回転戻すのですが、
必ず1回転戻すということ。

この時に、戻しがあまいと、
燃料が薄くなりすぎて、
エンジンが焼付く恐れがあります。

実際に、調整したあと、
エンジンの回転数を上げすぎて、

弊社スタッフが
エンジンを焼き付かせてしまったことがありました。

本当に焼きつくんだなと思った瞬間でした。

ピストンからヘッドすべて交換です。
なので、ここは注意が必要です。

慎重にいきましょう。

これでキャブレターの調整は完了です。
どうでしたか、

調整はうまくいきましたか。

それでは、お疲れ様でした。