戯言 そのよんじゅう ◆ XHTML+CSS インストール完了 ◆
WEBデザインという分野において、今まではプロもアマチュアもそれほど差が無い方法でページを作成してきました。もちろん、クライアントの要求に応えたり、ユーザーを感動させるようなデザインを作り上げるという点では大きな差がありますが、制作方法についてはほぼ同じでした。
テーブルタグを使ってレイアウトを固定したり、テキストのみにCSSを適用するなど、基本的に「見栄え」を重視する作り方をしてきたのです。
もちろんデザイナーにとって見栄えを向上させるのは当然の仕事で、ここがお粗末だと評価されません。ところがそれだけでは完結しなくなってきたのです。つまり「構造化デザイン」の重要性が加わったのです。
そこで、私が今後WEB制作の提案をする際には、「住宅リフォーム」の考え方を採用していこうと思います。リフォームというのは、住んでいる人の生活環境に合わせて改築や増築を行い、住宅を長持ちさせるというものです。
既存のWEBサイトをSEOの観点も含めながら、より効果的なマーケティングツールになるように、部分的に改装したり、構造を見直しながら工事を進めていく「WEBリフォーム」を勧めていこうと思います。
今後、常に「流行」を受け入れながら実践を繰り返すWEBデザイナーが必要とするのは、こんな柔軟な応用力ではないでしょうか?