こんばんは。
WEBコーディネーターです。

SEO対策業者選びについて久しぶりに書いてみたいと思います。

SEO業者の選定はどのような手順で行っていますか?
・価格?
・リンクの数?
・リンクの質?
・営業の知識量?
・技術が社内にいるかどうか?
・固定費型?成果報酬型?
・内部指示書を出してくれるか?

まず、よく聞かれる大きな誤解について。
よく御社は自社の被リンクを使ってますか?と聞かれます。
あくまで私の持論ですが、今100%自社リンクでやっている会社は、7月あたりのGoogleの変動により、多くのサイトの順位が下落傾向だと思います。
もちろん自社リンクも必要だと思いますが、自社リンクだから質がよく、順位が上がりやすいわけではありません。
100%自社リンクだと、何かあった時に、どうしようもなくなってしまいます。
そこで当社は、多くのリンク制作会社からリンクを変える体勢をとることで、順位下落が起きた場合にも、被リンク元を変えるなどの迅速な対応ができるわけです。
迅速といっても、被リンクをいっぺんにはがして、いっぺんにはるわけではないので、効果としては徐々にということになりますけどね。
とにかく今は100%自社被リンクの時代ではないと思っています。

次に費用について。
相手の方が成果報酬型で安かったということがたまにあります。
当社も安い方なので、有名企業との価格争いであれば勝てることが多いのですが、激安というわけではないので、価格だけの争いでは負けることももちろんあります。
では、成果報酬型の価格とはなんなのか。
あまりに無茶な価格は難しいですが、相手の価格がわかれば下回ることはけっこう簡単です。
成果報酬の価格は、競合サイトのリンク数や、内部の施策状況によって変わってきます。
ここで価格を下げるポイントですが、実は内部対策を先にある程度でも行っておくことで、成果報酬型のSEO会社は順位が上がりやすそうだと判断して、価格が下がることがあります。
あ、ちなみにですが、成果報酬型SEOはほとんど外部施策型の被リンクはりまくるSEO対策です。
つまり、被リンクの数や質を下げれば、価格を下げられるというわけです。
でもそれじゃあ順位が上がらないのでは?
まぁその通りですね。でもお金にならないお客には、適当なリンクを適当に張りまくって、上がればラッキーぐらいの対応になるということです。
ですので、価格の根拠というのが大切なのです。
競合サイトの状況がどうで、どれぐらいの量のリンクが必要で、どんな質のリンクを設置してくれるのかをちゃんと提案書かメールで確認をとり、その上で多少の価格交渉をするのがベストでしょう。
あまり業者同士をぶつけてあおりすぎると、後々自分たちに被害が回ってくることもあるので要注意。

当社でも成果報酬型のお客様が多いですが、私の個人的なお勧めは固定型の内部施策を中心としたSEO対策です。
高くつく上に、順位がTOP10に入る保証はありませんが、例え契約期間で契約を終了させたとしても、サイト自身の力が上がっているので、損をすることはありません。
もちろん、SEOコンサルタントの力しだいですけどね。
私自身も成果報酬型のSEOは、担当に任せたり、被リンク会社の管理などの業務だけで回し、固定型で内部施策中心のコンサルティング型SEOの方では、かなり力を入れて毎月訪問したり、細かくサイトの調整を行っています。
その分私の人件費というわけですから、高額になりますが、ロングテールのSEOを主に行っていくので、1年間で見ると、1ワード毎成果報酬型SEOを頼むよりも、結果として安くなっていることが多いです。