もう2010年も終わりですね。
早いものです。

さて、今日は中小企業のWEB制作のお話を書いて
みたいと思います。

100人未満の中小企業で多いのが、
・かっこいいWEBサイトを作りたい
・安く作って
・費用対効果の高いサイトにして
というのが多いでしょうか。

専任のWEB担当者がいる場合は、細かい仕様が出て
くるケースもありますが、基本的にはとてもアバウトな
注文がきます。

まぁそこからがこちらの腕の見せ所なので良いのですが、
前述のパターンですと、選ぶWEB会社によってとても
大変なことになったりします。

・かっこいいWEBサイト
→誰から見てかっこいいなのでしょうか。
おそらくその会社の社長さんから見てなのでしょう。
自己満足のためにいったいいくらの経費を使って
もらえるものなのか・・・

・安いサイト
→安いとは何と比べて安くすればいいのでしょうか。
制作期間を1人月と考えた場合、通常の専任WEBデザイナーを
雇った時の月給よりも安ければいいのでしょうか。

・費用対効果の高い
→効果とはどのような効果でしょうか。
人にかっこいいと褒められる回数が効果なのか、
売上に直結するのが効果なのか、株主にわかりやすい
のが効果なのか・・・

つっこんでいくと上げ足取りのようでキリがないので
ここら辺でやめておきます。

WEB制作、リニューアルを2011年にお考えの企業、
経営者、担当者の皆様は、5W1Hの考え方でも
けっこうですが、目的を明確化させましょう。

誰に対してのWEBサイトなのか。
訪問者に対して何を見せたいのか。
訪問者は何も求めてくるのか。
などなど、考えなければいけないことがたくさんあります。
WEBなんて適当につくってよという人・・・要注意です。

さて、ここまででは普通のWEBサイト制作指南と何も
変わらないので、WEBマーケティング、プロモーションの
企業が提案する場合は、サイト制作だけの視点ではなく、
年間のWEBプロモーションの予算を決め、どこの宣伝を
打ち、そこからどんな人をサイトに来訪させるのかに
合わせて、サイトも考えていきます。

年間の予算なんてないよ、という方もいらっしゃる
でしょうから、それこそ誰がサイトに訪れるのか、
もしくは来て欲しいのかをつきつめて考えてください。

予算がなくとも、検索エンジンや知り合いのブログなどから
来訪者があるでしょう。
その人たちが何も求めて貴社のサイトへ訪れるのか、
それがサイトコンテンツとマッチしない限り、どんな効果も
ありえません。

せっかく数十万、数百万のお金をかけてWEBサイトを制作
するのであれば、しっかりと意味のあるサイトを作りたい
ですよね。
意味があるというのは、必ずしも"成功"ではないので
ご注意を・・・

それでは皆様良いお年を!!