3月25日、Gartner社が興味深い発表を行いました。
発表の内容は、新聞各社は最大の支持者である読者の
ソーシャルパワーを活用できていないというものでした。

Gartner社の今回の調査は、2008年11~12月にアメリカ、
イギリス、イタリアの989人のネットユーザーを対象に
行われました。

その結果、新聞各社は自社サイト内の検索機能を有効に
提示できていない、コンテンツにソーシャル機能がない
といった声が上がりました。

新聞というメディアは、紙にしろ、ネットにしろ、
読者に情報を提供することがメインとなるはずです。
しかし、現在の新聞社のサイトには、読者が記事を探しやすく
するための機能がないのです。

Twitter(ソーシャルメディアの1つ)を使って情報を集める
新聞社は多いようですが、逆に自分たちの情報をTwitterに
掲載することはほぼないです。
なぜでしょうか??

全ての情報をソーシャルメディアに掲載することは難しいですが、
自分たちの記事という情報をユーザーに買ってもらったり、
読んでもらうために、ソーシャルメディアは有効に使えるはずです。

新聞各社もTwitterで情報を集めているということは、ユーザーも
新聞社のサイトではなく、Twitterで探しているはずだからです。

前にも少し書きましたが、新聞各社が自分たちの記事を
ソーシャルブックマークし始めているようですが、
まだまだネットの力をうまく活用しているとは言い難いです。
紙媒体の売上が落ちていると言われていますが、紙媒体自体が
なくなるとは考えられません。
しかし、本当に必要な紙媒体だけに淘汰/集約されていくでしょう。
なぜなら情報だけならネット上にいくらでも落ちているからです。
それをプロの視点で情報を取捨択一し、重要で必要な情報だけを
ユーザーにお届するのが紙媒体の魅力だと私は思います。

これからの紙媒体は、ネットの世界でも情報戦争に勝利していく
必要があります。
紙媒体への入口が、ネットで知ったからという人も増えてくるからです。
もっとうまくネットを活用し、アイデアを活かしてWEB戦略を
立てていくことが必要です。
紙の重要性はわかりますが、まずは自分たちがネットの重要性を
受け入れるところから始めなければなりません。


presented by WEBコーディネーター

 

【リンク】

SEO/SEM会社を選定します」

WEB&IT環境の無料セキュリティ診断

SMO~ソーシャルメディア最適化~

フェレット

SEOまるみえツール

キーワード出現頻度解析ツール

googleローカルビジネスセンター