こんにちはアップ



WEBコーディネーターですビックリマーク



日本マクドナルドが5年半ぶりにホームページを



リニューアルしました。



日本マクドナルドのホームページは、



月間5000万PV(ページビュー)あります。



日本ブランド戦略研究所が調べた



「再訪したい企業WEBサイト」で第3位に



ランクインしています。



そのサイトをリニューアルしたわけです。



同社のウェブコミュニケーション部の



清水朋子統括マネージャーは、



「PVの増加も考えたが、それ以上にマクドナルドという店舗の



楽しさを伝えることを考え、コンテンツを埋もれないようにした」



と語っています。



旧ホームページでは、「クーポン」や「栄養・アレルギー情報」



「店舗情報」といった日常で使える機能的なコンテンツに



ユーザーのアクセスが集中し、CSR(企業の社会的責任)や



店舗で働くアルバイトのクルーなどのページは見られて



いなかった。



「WEBオペレーション寄りのデザインだった」と清水氏が



言う程、コンテンツが詰め込まれ、最下層の方のコンテンツは



全く見られていない状態だったようです。



企業の見て欲しいページと、ユーザーが見たい



ページが一致していませんでした。



そうした反省をいかし、ホームページリニューアルに向けた



戦略を練り直したそうです。



その結果、「マクドナルドは店舗こそがビジネスそのもの」、



「ホームページもマクドナルドの店舗である」という



コンセプトに行きついたそうです。



そして、そのために今回用いられた戦術が、



LPO(lLanding Page Optimization:ランディングページ最適化)



です。



LPOとは、ユーザーがインターネットで検索した際に、



サイトにアクセスした時、ユーザーの検索したワードに



合わせてユーザーを誘導したいページに導いてあげる



手法です。



同社のサイトでは、LPOを駆使して



お勧めメニューを表示する「Today's McDonald's」や、



商品へのこだわりを伝える「Made For You」など



5つのコンセプトからなる「第1コンテンツ」を



トップページの中央に表示しています。



ユーザーがWebページにたどりつくまでの動線や時間帯、



検索キーワードを自動的に分析して、



ユーザーが求めるコンセプトを動的に



表示しています。



第1コンテンツに合わせて「第2コンテンツ」というバナーを



6つ表示します。



旧サイトでは下層に位置し、なかなかアクセスして



もらえなかったコンテンツが、それにより表面に出現するように



なったわけです。



さらに、朝と夜で表示される内容が変わるなど、



顧客を飽きさせない仕掛けが施されいます。



とても楽しみになサイトに仕上がったと言えるでしょう。



企業のホームページは、どんな目的でどんなユーザーに



何を見て欲しいのかしっかり考える必要があります。



WEB戦略の正しい立案こそ、サイトの成功の早道だと



私は考えています。



日本マクドナルドの新ホームページを拝見し、



更なるWEB戦略のための知識にしたいと



思います。



presented by WEBコーディネーター