自分ってどこにいます?
生まれた時から地球に住み、この3次元空間で生活してきたので、
ごく普通、ごく当たり前の感覚となってしまっているけど、
よく考えてみると多くの不思議が存在している事に気がつきます。
ちなみに、みなさんは、どこにいますか?
都道府県や居住地の事ではないですよ。
頭の先から手、足の先までを自分と言いますよね?
でも、自分の意識。どこにいますか?どこで、物事を判断し考えてますか?
手の先じゃなく、足の先でもないですよね?
頭の中じゃないですか?
あきらかに自分自身は、頭の中にいますよね?
目や耳が頭部にあるから意識がそこに集中していると思うかもしれませんが、
目を閉じ、耳をふさいでも頭の中で考えますよね。
あくまでも、手や足は、頭の中にある自分自身が指令を出して動かしていますよね。
手や足は自分でありながら、自分自身の道具でしかないと言う事が分かりますか?
そう考え始めると、自分の体って自分じゃないように感じてきませんか?
あくまでも借り物。
自分自身が、この空間で生きていくための仮の姿なのかもしれません。
そんな考え方を突き詰めていくと、
自分自身が目という窓から、この世の中を覗いているかのような錯覚に陥る事があります。
マトリクスと言う映画を見た事がありますでしょうか?
マトリクスの世界は、コンピュータが作り出した疑似空間。
そこに人間の脳を接続する。
接続された人は、その疑似空間が見え、そこで生活しているような錯覚に陥る。
あの映画を見てから、こんな感覚を覚えるようになりました。