正月返上で仕事 | 自分捜索記録

正月返上で仕事

 年末となり、私の仕事も、やっとめどが付きました。なんとか、無事に年を越せそうです。

 この時期に、納品が間に合わなく、正月期間中、出勤が確定してしまったSEさん、プログラマーさん、ご愁傷様です。まだ、出勤程度なら良いです。正月から徹夜とか、除夜の鐘、数えきってしまうSEさん、プログラマーさんもいると思います。日本で、この業界、何人くらいの人が正月出勤してるんでしょうかね?各業界別、正月の出勤人口率を出してみると面白そうです。うちの業界が、No.1かと思います。


 正月出勤で思い出すのが、2000年問題ですね。Y2Kと言われてました。社内では、みんな、「2000年問題」と呼んでいましたが、課長のだけ、なぜか「Y2K」と連呼していました。まあ、よいでしょう。

 その2000年問題とは、年表示は、昔、省略された西暦2桁年表示が使用されていました。(まあ、未だに使用している人を時々、見かけますが。)99年と入力されれば、1999年の事です。じゃあ、2000年になったらどうなるかと言うと、00年と表示します。しかし、一部のプログラムでは、それを、2000年とは、判断せず、1900年と判断してしまうのです。特に古いプログラムや機器がそう判断する作りになっていました。記録や履歴、ログが全て1900年と記録されてしまいます。それによる誤動作や不具合が発生する事により業務に支障をきたす可能性があるため、それらの調査と年を越した時の動作チェックが行われました。

 当然、システム系は、駆り出されます。その時は、直接、プログラムの修正等は行いはしませんでしたが、動作確認や機器のチェック等を行いました。正月には、なぜか、朝の6時頃から動作チェックが始まり。システムや機器は、問題なく正常に動作していたため、7時前には、チェックが完了し、8時前には、家に帰った記憶があります。ついでに、その後、また、寝ました。

 ちなみに、その時、一部の機器に異常が発生しており、日付が正しく印刷されず1900年で表示されていましたが、先輩に報告したところ、それは、以前から、そうだったとの事で、2000年問題ではなく、ただ単に、機器が壊れているとの結論でした。