
どうも、トモです。
今日は就活について書きます。
いきなり、裏技です(笑)。
大学の友人や、就職活動している人の話を聞くと、
エントリーシート、志望動機に何を書けばいいのかわからないという人が多いです。
大手で安定してそうだから、給料がいいから、福利厚生がいいから、、、
そういう理由で選んでいたとしても、そんな理由は書けませんよね?
なんとなくその業界がいいと思ったから、自分でも入れそうだと思ったから、説明を聞いてなんとなく、という理由かもしれません。
できれば、明確に自分のやりたいことを見つけて、それをもとに志望動機を書きたい。
でも、なかなかそれができませんよね...
そんな中で、目を引くような、気に入られるような、内定の取れる志望動機を書かなければなりません。
結果、平凡でありきたりな志望動機ななってしまう、あるいは狙いすぎて変なものになってしまう。
そんな人のために最適のやり方があります。
志望企業のことを知ることです
これで志望動機は簡単に書けるようになります。
「そんな事はもう知ってるよ」と思うかもしれません。
しかし、ほんとにその企業のことを知っていますか?
その企業は赤字か黒字か、安定して利益を出しているのか、負債がどれぐらいあるのか、在庫を抱えていないか、社員の平均年齢はどれくらいか、儲かっている部署はどこか、うまくいっていない部署はどこか、今後何に力を入れていくのか...
知っていますか?
おそらく、知らないと思います。
こんな状態で、志望動機なんて書けないのは当り前ですよね。
じゃあ、企業を知るためにはどうすればいいかというと、
「有価証券報告書」を見ればすべてわかります。
有価証券報告書は、上場企業ならば必ず出している信用のある情報源です。
その会社の財務状況、その他の会社の状況、方針、リスク、など様々なことが知れます。
入手方法は、その会社のホームページか、EDINETというところにあります。
ちょっとわかりにくいですが、がんばって探してください。
今はめんどいので(笑)、また今度詳細を書きます。
それで、経営が不安定だったり、方針が合わないと思ったらやめるべきだということもわかります。
さて、なぜこれで志望理由が書けるのかというと、
例えば製造業とかなら、
「私は、この会社のコンシューマ部門の質の良い製品を消費者に分かりやすく提供し、確実に収益を上げ、成長しているところが強みだと思っています。そして、私は人と話して、新しいことを発見するのが好きで、消費者の目線に立った、革新を続けているこの事業が、将来性があると考えたのでこの会社を志望しました。」
後はこれに肉付けして、詳細、自分の経験などの話を追加すれば完成です。
まあ、これだとちょっと抽象的ですが、あくまで例なので。
また後日、具体的な企業で説明します。
ここで、「ありきたりな理由なんじゃない?」と思うかもしれません。
しかし、先ほどの志望理由では、志望する理由となっている部門、商品はその会社の利益の中心となっているものや力を入れてきているものを選び、その会社の新しいものに挑戦するスタンスや進みたい方向を知った上で、自分はそれが好きで、将来性を感じていると述べ、その考えに合わせるということをしています。
そうすると、面接官に、ちゃんとうちの会社のことが分かっているな、きちんとした将来のビジョンがあるな、うちの会社に合う人材だな、と思ってもらえると思いませんか?
自分が一生懸命考えて正しいと思ったことを、相手から正しいと言われたら、「こいつは分かってる」って思いますよね。
そういうことです。
さらに、その考えた過程が同じならなおさらです。
つまり、もし、自分の考え、その業界や事業の展望についてよくわからなかったとしても、相手に合わせていない風で合わせているので、もっともらしく語れるということです。
こういうわけで、「裏技」とタイトルにつけました。
「己を知り、相手を知れば百戦危うからず」とまではいかないものの
己をあんまり知らなくても、相手を徹底的に知り尽くせば八十戦危うからずぐらいにはなるということです。
相手のことを知ってから、それに当てはまる自分のことを組み合わせていく。
自分の希望がドーンとあって、「さあ、当てはまるやつはどいつだ」っていうのと逆の発想ですね。
しかし・・・
ちょっとまて、これセコくない?
浅はかさが見透かされるんじゃない?
いやいや、自分のやりたいことをちゃんと見つけてそこから考えたいんだけど。
と思うのももっともな話です。
本当は、自分を見つめて、自分のやりたいことを見つけて、それを仕事にしたいですよね。
また、それについても書いていきます。
それでは良い就活を。
P.S.
有価証券報告書はIR情報といって主に投資家が見るもので、始めてみる人にとっては、わけわからないものだと思います。詳しい読み取り方が知りたい場合は、リクエストして見てください、たぶん、書きます(笑)。