最近の流行は、野心や夢をもつことを教える本やセミナーばかり。
この影響で野心先行型の人が増えている。
しかし、この反動から、やる時は「ノリノリ」でも、少し船が傾くと自分のひろげた風呂敷をたためない無責任な人も急増中。野心先行型は、ポジティブな部分だけは、自分に強く共感してとりいれるけど、失敗したさいの対応方法などネガティブなことをほとんど学ばない。
だから、正確に言うと風呂敷がたためないのではなくてたたみ方を知らない。
やる時は「ノリノリ」
後始末になると「知らぬ存ぜぬ」
先日の東京都前知事の辞職などを見ていて都の政策はどうするのかと思う。
自分1人のことなら誰にも迷惑をかけないので良いけど集団のことだとそうはいかない。
仕事であれば企業内や事業単プロジェクトにたいして、家庭なら妻や子供たちにたいして、こういう人って結局、他人に迷惑をかけるでしょ。そして、最後はお約束の責任転嫁が始まんだよね。
何かすることは「上手くいくこともあれば、上手くいかないこともある」むしろ、上手くいかないことのほうが多い。ですので、上手くいかなかったときの「風呂敷のたたみ方」くらいは学んでほしいと思います。