広告宣伝費はどこにかければいいの?
広告宣伝を無料と有料とにわけると以下に大別することができます。
●無料媒体
新聞記事
出版物
フリーペーパー記事
雑誌記事
地域紙の記事
SNS
TV
●有料媒体
新聞広告
フリーペーパー広告
雑誌広告
地域紙広告
CM
ネット広告
ホームページ
チラシ配布
SEO
当然、無料媒体へ掲載してもらうことは、掲載される側にとってはありがたいことですが、自分のタイミングでの配信はできません。また、掲載する側も仕事ですので、掲載を決める仕事や商品にはオリジナル性を求められます。しかし、世の中にはオリジナル性のある仕事のほうが少ないので無料掲載の期待はできない職種のほうが多くなります。
そうなると、売上にたいして一定割合の広告宣伝費を投下していくわけです。ここで媒体の選び方と投下先となるわけですが、ここで方針により大きな分岐点がなります。
さて、過去にワタミのCEO 渡邉美樹さんを取材させていただく機会がありました。この時、渡邉さんはためになることを言われていましたのでご紹介いたします。
(写真:渡邉CEOからの手紙)
「経営者の方針、方法は10人10色」
そうなんです。方法に正解はないのです。ですので、広告宣伝にかける媒体の選び方も実は正解はないのです。ですが、自分の目指すべき姿によって2つに方法に分類をすることはできます。
・主役タイプ(自分が広告塔になり知名度をあげたい)
・裏方タイプ(自分は無名のままでいいが安定したい)
主役タイプを目指す人は、成功すれば出版→TV出演→全国区の知名度になることも夢ではありません。一方、裏方タイプは、個人の知名度をあげることを望んでいませんので、華やかなジャンプアップはしませんが、安定した土台作りから堅実な仕事を目指す方に適しているかと思います。
これをお店で例えると、「オーナーの著名度をあげたいのか?」、「サービスの知名度をあげたいのか?」なのです。これによっても媒体の選び方は変わります。
●次回:広告宣伝費「タイプ別の媒体の選び方」
●1章:広告宣伝費「売上にたいする割合」