クレーマーについて面白い話を聞きました。一般的なクレーマーと呼ばれる人の多くは、責任のないところに責任の追及したり、誹謗、中傷をしてくる人たちがいます。
例えば、当社と同じく印刷・デザインをする会社の知人に聞いた話ですが、ある印刷物で、製本された後日にお客さんの書かれた文章の内容にミスがあったそうです。しかし、このミスは誤字、脱字などの入力ミスではなく、法律のことを記載している原稿の内容そのものが間違っていたそうです。
お客さんは、「チェックが悪い」と激怒したそうですが、DTPやデザインする会社では、さまざまな業種の法律チェックまではできません。この文章を正しいか、正しくないかの判断は原稿を作成されたお客さんしか知らないのです。
特に医師、弁護士、司法書士、建築士などの専門職について、この人たちが書く原稿の可否を判断できる人はなかなかいないでしょう。ですが、こういった責任のないところにクレームをつけてくる人って実在するのです。
さて、今回の面白い話は、クレームをつけてくる人の数は全体からの割合(%)だと思われがちですが、知人の会社では、どんなに全体の人数が増えても一定の人数だそうです。1万人いても10人、千人いても10人、100人いても10人だそう。現在は、この原因はわからないそうですが、もし、原因の解明ができたら、きっと、新しい何かがわかる気がします。