去年、1年間だけでも知人が3人廃業しました。
知人と言っても、さほど仲が良いわけではありませんので遠い関係の知人です。この人たちを批判するわけではないのですが、話するたびに「●●じゃダメ」、「●●業界にはバカが多い」と批判的な自論を展開されていました。
私も偉そうに言える立場ではないので当時は静観していましたが、今になり、この3人には共通点があることに気がつきました。言葉は厳しいけど「傲慢な自論を展開するけど他人の話は聞かない人たち」です。
相手に傲慢な自論を展開するのは気持ちが良いことです。でも、結果が伴っていない自論ってカッコ悪いのです。成功していたらカッコ良かったかも知れませんが、何のもがきも見せずに、あっさりと失敗してしまうと「・・・おいおい、私の前で言っていたかっこいいセリフはどこへ?」となってしまいます。
つまり、自分自身を自分でわかっていると錯覚している人ほど他人に写る自分がわかっていないのです。
「身の丈を知る努力をする」
当時、この3人にこの言葉を伝えても、きっと脳にはピクリとも反応しなかったと思います。
繰り返しますが、失敗しないために大事なことは「身の丈を知る・・・」です。
私は肝に銘じたいと思いました。