・・それでも、経営者を目指しますか? | 森二朗|クリエイティブ入門

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・・・それでも、経営者を目指しますか?

経営を語るさいに基本になるがMBA系の本ですね。ビジネスの勉強をした人なら、誰しも1度は、この類の本を読んでいることでしょう。MBA流を、かんたんに書いてしまうと、物事は多角的な方面からロジックに考えることを条件に、物事を「仮定、実践、検証、改善」と順序だてて実践していく。さらに、この繰り返しをスパイラルアップさせていくことになります。


たった2行で完結してしまう。でも、どうして理解できても、誰もがかんたんには成功しないのでしょうか?まず、実践するためには「人、お金、スピード」が必須項目として要求されます。さらに「スキル、ナレッジ」の中身が伴わなければならないうえに「人格、マインド」も併せ持っていなければいけません。


ナレッジは、勉強すれば、ある程度の知識人にはなれますが「人格、スキル」(ここで言うスキルは成功させるための能力)は、勉強だけでは身につきません。例えば、ボクシングの本を丸暗記しても、世界チャンピオンになれませんよね?「では、実践だね」となります。社会での実践は、机上の勉強の3倍は役にたちます。


「よーし、これで大丈夫!」となるはずが・・・いや、それでも駄目なんです。

この部分は「持って生まれた才能」も占めていると思っています。書店に出回る、自己啓発の本では「夢を信じれば必ず実現する」なんて、書かれているけど、あれは「嘘」!夢は実現しないほうが圧倒的に多いのだけど、成功しないストーリーの本は、あまり売れないから脚光をあびる機会が少ないだけ。


当然、成功した人は人並み外れた努力をしています。だから、その人が努力=夢の実現と言うのも正解にはなるのだけど、成功しなかった人だって、成功した人に負けないくらい努力した人もたくさんいるはず。しかし「才能」を、この話のオチにしてしまうのは、あまりにネガティブですので書きたかったことをまとめます。「努力=実現」にはならないかもしれない。でも、「その努力は、無駄になりません」と言うことが書きたいのです。


僕の尊敬する偉人 松下幸之助さんはこう言います。

「咲く花は皆、違う」


天職ではなく、才能がない仕事を、いつまでしていても、良い結果が得られません。

自分のポジショニングを知り、天職に気づくかと言うことが大切なことだと思っています。



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