サイトは見た目だけが勝負じゃない | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

サイトやブログはHTMLという言語によってコード化されている、ということはみなさんご存じだと思います。

普段サイトを閲覧するとき、どんな風にコーディングされているか意識することはほとんどないと思いますが、サイトを制作する際は思いっきり意識する必要があります。

私はコーディングスキルがほとんどないので、以前、パソコンにインストールされていたおまけのようなWebページ制作ソフトを使ってみたことがあります。

ところが、ソース(コードそのものが記述されたもの)を見てビックリ。どうも使い方のコツをつかまないと、とんでもないソースを書いてしまうようなのです。(無料のおまけソフトなので文句はいえませんが…)

結局、私はメモ帳を使いなんとか自力でコーディングしてみましたが、おもしろいのはソフトで作ったメチャクチャなソースのページも、私がメモ帳で作ったページも、見た目はほぼ同じ、ということ。

つまり、見た目は同じでも、コーディングには何通りも方法がある、ということです。

適切で無駄のないコーディングが施されていることを私たち制作者はよく「きれいなソース」といいます。

逆にあまり美しくないソースは無駄が多く、時には不要なゴミまでたくさん抱え込んでいるにもかかわらず、大事なものが足りなかったりします。

きれいなソースが求められる理由はいろいろありますが、例えば、検索エンジンのクローラーはこのソースを基準に判断を下します。

よく整理整頓され、家主の趣味が気持よく伝わってくるような家と、ゴミだらけで足の踏み場もなく、家主が何を考えているのかよくわからない家、どちらが高く評価されるかはいうまでもありません。

また、音声ブラウザ(サイト用の読み上げソフト)もソースを読みます。こちらも、例えば画像に適切な代替文字が入っていなかったりすると、情報が正しく伝わらないことがあります。

サイトの目的にもよりますが、できれば「きれいなソース」にもこだわって制作すると、その後の可能性が広がります。


★ブログランキングに参加しています。

人気ブログランキングへ