言語が変わればサイト構成も変わる | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

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今日は昨日に引き続き、サイトの見え方を左右する要因、ブラウザについて書くつもりでしたが、先に旬な情報があったのでそちらを取り上げたいと思います。

楽天が公用語を英語に、というニュース。

国際的な競争力をつけるのに英語が不可欠なのは否定しませんが、日本国内でも英語しか使えないとなると、日本語を使うシーンはほぼ消滅します。そうすると「日本語的発想」は今後楽天の中からは生まれてこない、ということになるかもしれませんね。

よくいわれることですが、言語体系が違えば世界観そのものが変わってきます。はっきり主張することを「是」としない日本人気質と結論を最後にいう日本語の構造も、たぶん無関係ではないのでしょう。

いうまでもなく、サイトも言語が変わればスタンダードな構成がけっこう変わってきます

私も過去にほんのわずかですが、英語と中国語のサイト制作にかかわったことがあります。

あくまでも日本語サイトと比較して、ですが、

英語サイト:文字量が多い
中国語サイト:派手なデザインが好き

というはっきりとした傾向があります。

以前、情報設計において「神は細部に宿る」という話をしましたが(サイトの情報設計とは)それももしかすると日本限定のことかもしれません。

サイトはターゲットに響いてナンボです。

せっかく多言語対応するならやはり単なる「翻訳版」ではなく、ターゲットを意識した工夫を盛り込むことが求められると思います。


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