サイト運営PDCAの「A」と次の「P」のコツ | ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

ソーシャルコミュニケーションの達人(旧ブログ)

☆2013年10月よりオリジナルドメインの新ブログに移行しました

サイト運営には「PDCAサイクルが効果的」という話を以前にしました。(サイトは「PDCAサイクル」で運営する

「C(評価)」で、「○○はあまり効果がない」という結果が出た場合、すぐさま「○○はダメ!次、△△」というやり方をしてしまう人がいます。まぁ、「○○がダメ」と分かったのは成果ですが、やみくもに「次は△△で!」とやってもその後のサイクルが正しく回せません。

前のサイクルで「○○がダメそう」とわかったら、「なぜダメなのか」理由を特定します。特定できない場合は仮説を立てたうえで、それをもとに「A(改善)」方針を決定し、次の「P(計画)」を考えます。

例えば、通販サイトでメルマガを配信したけど、売上はまったく上がらなかった、という場合。

この「C(評価)」を受けて「A(改善)」方針を決定する場合、「ターゲットにメルマガは効かないんだよ。じゃあ、次はどこかの媒体に広告出そうか?」と、やるのはNGです。

・メルマガ読者の集め方
・配信したメールの内容
・配信のタイミング

などなど、「なぜダメだったのか」他にも考えられる要素がたくさんあります

メルマガは配信されてから1日以内に該当ページのアクセスが急増するのが普通です。ほとんどアクセスが増えていない場合は、メールの内容が魅力的でないか、URLの記載の仕方が悪かった可能性も十分考えられます。

その場合の「A(改善)」方針としては、まずは「メルマガは継続」、そして次の「P(計画)」は「メルマガの改善」とするべきです。

こうやって原因を考えながらPDCAサイクルを回していくと、そのサイトにとって最適な運営方法がどんどん具体的に、クリアになっていくのです。

(2010年7月26日に加筆修正)


★ブログランキングに参加しています。

人気ブログランキングへ