ミュージカルといえば!
という作品の一つに恐らく上がる、
『レ・ミゼラブル』を観てきました。
唄種です。
レ・ミゼラブルは、『悲惨な人々・哀れな人々』という意味だそうです。
上演が始まって、ほぼほぼ最初から泣いてました。
まずは、音楽。
オーケストラの演奏が始まった途端、ゾワッと鳥肌が立ちました。
それから、たくさんの声。
歌声なんだけど、『声』って感じです。
今まで見てきたミュージカルと大きく違うのはそこでした。セリフもすべて音楽に乗せられるので、慣れるのに少しかかりましたし、響きすぎる歌声でセリフが聞き取れないことも少々。それでも演技や話の流れで充分通じるので、問題なく理解することが出来ました。
レ・ミゼラブルは、映画や小説で見ていましたし、『夢にやぶれて』をサロンコンサートで歌わせてもらったので、ちょっと馴染みがありましたが、ミュージカルで見る機会が得られて本当に良かったと思います。...チケットはお高めですが。笑
人の幸せを願う心、愛する人に尽くす姿、人生に迷い、絶望し、それでも雄叫びを上げて生きる人々。
欲望にまみれたグロテスクな人間がいる一方、純粋に人を愛する人間がいる。
当たり前だけど、人を貶めるのも救うのも同じ人なんですよね。
自分の何をもって『幸せ』とするのか。
得るためにどんな手段をとるのか。
使命感に燃え命尽き果てた人は、それはそれで幸せだったのかも。
人の幸せをただ願い、一人静かに死んだ人も、幸せだったのだろう。
人を愛して慈しむというのはなんと尊くて幸せで哀しいことなのでしょうか。私のような未熟な人間は一生のうちにそこまでたどり着く事が出来るのでしょうか。
そんな不安とも懺悔ともつかない気持ちを抱くほど、生々しくて美しいと感じました。
私の中で大きな衝撃で!うまく語れませんが、
ただただ、唄種は興奮してるよ、ということだけ記録しておきたいと思います。
一発目の衝撃は、森公美子さん。
さすがです。迫力最早銀河レベルです。
そして、和音美桜さんの歌声を生で聴けたことがとても嬉しかった...!宝塚時代、『セカンド・ライフ』でヒロインをされてて、是非1度歌声をお聞きしたかったのです!
チケットを取ってくれた朝陽くん。改めてありがとう。そして、ブログ更新してくれて、ありがとう。姉さん、嬉しいわ!
あぁーーー!!!
もう1回見たいなぁーーー!!!!
(リピート病再発)


