おはようございます。
唄種です。昨日、1/17は神戸にとってとても特別な日です。そうか、阪神大震災から22年も経つんですね。月日の流れを感じます。
私はあの時小学校4年生。記憶は薄れていくのですが、辛い悲しみが自分に染み付いて、それが根底にありつつも生きていこうとすること、それが記憶が薄れるということなら、とても必要なことです。
でも。
神戸に住んでおきながら初めて行きました。
父が朝早く出勤する私とともに家を出て、献花をしに行くというので、私も仕事終わりに行ってきました。
灯篭の下の文章に、
『震災が私たちから奪ったもの』
『震災が私たちにもたらしたもの』
という文章がありました。
(暗がりで読んだので少し文が違うかもしれません)
奪ったものは説明するまでもありませんが、そうか、与えられたものもあるのかと。
人は1人で生きてるわけじゃないんだと改めて思い知らされます。
助け合い、思いやりの心が悲惨な震災の記憶の中で神戸の人の心に残っていて、それが今のこの集いの光のように輝いているんだなあと、1人ブラブラと見て歩きながら眺めていました。
この集いは、本当にとても綺麗な場所なんです。
記憶は薄れど、何事にも感謝して屈せず生きていく精神は次世代に受け継ぐべきものと思います。簡単に人の命を奪う人をなくす為にも。




