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何日か前に朝陽君がブログにあげていましたが、

キャラメルボックス
『容疑者Xの献身』

を、観に行きました。


ちなみに2回目です。


映画でご存じの方もいらっしゃるかと思います。

ガリレオの異名をもつ天才物理学者・湯川が認める天才数学者で、同じ大学の友人でもある石上の緻密に計算された殺人隠蔽工作を解き明かすミステリー小説。

根底にあるのが40を越えた石上の淡い恋心、もしくは家族愛への謙虚な羨望の気持ちという、

純粋すぎて悲しいお話しです。

映画では、石上役を堤真一さん、キャラメルボックスでは西川浩幸さん・近江谷太朗さんのバージョンで観ました。

通算3回同じ話しを観ているわけですが、

私は全く飽きません。

ストーリーを観ているよりも役者さんたちの表現の仕方を観ている、そんな気がします。

もちろん、ストーリーという基盤をしっかり把握している上で、ですが。


気持ちいいほど、役者さんたちが泣かせてくれます。

でも辛いんです。
何度見ても、石上さんの運命は変わらない。

親子の運命も変わらない。

ただ、酷いことではあるけれど、石上さんの人生に起こったこの事件を少し『良かった』と感じてしまう自分もいます。

石上さんの愛情が最大限表現されて、『良かった』と思いました。


もとより、そんなことは石上さん自身は望んでいなかったでしょうけど。

観客というのは、無情で勝手なものです。それともそんな気持ちになるのは、私に限った話でしょうか?