こんばんは。

唄種夢でございます。


今日の唄種はときめきで満たされています。

なーぜーかー!

それは、行きつけのTSUTAYAに行って、CDを物色していた時のことです。

TSUTAYAさんのオススメアーティストの紹介で気になったCDがありました。
パッケージが見たい。でも、明らかに私の身長では届かない。目に見えている。

でももしかしたら、TSUTAYAさんマジックで、以外と手を伸ばせば取れる仕組みになっているかもしれない。(んな訳あるか)
だって、オススメアーティストですよね?
『ぜひ借りたらいいよ!』的な感じですよね?


…とりあえず、試してみよう。

というわけで、ちんちくりんな唄種は精一杯背伸びして腕もぎゅーんと伸ばして取ろうとしたわけです。

お陰で、膝から『パキッ』て音しましたよ。
半径3m以内に居た人には聞こえたと思います。

お目当てのCDに触れることはできました。
が、しかし、自分の手元に持って来るには、CDを掴み、上にちょっと持ち上げて枠から取り出す必要があります。

…世の中には、力の及ばないことが多すぎる…

そう感じましたが、もしかしたらこのまま腕を伸ばし続けていたら、なんとかなるかもしれない!

そんな、訳のわからないてんで根拠のない期待を抱くのは、私の悪い癖。

1分も経たない内に限界が来ました。
姉さんは、腕が痛くなりました。

店員さんに、頼もうかね…と思ったんですが、回りを見渡すと店員さんが1人もいない…

えぇ~…レジまでいくのぉ~…

物臭な唄種は、後一回、チャレンジしてみることにしました。

今度は、バレリーナのようにつま先立ちで!


……………。


むーりー。

やっぱむーりー。

自分の浅はかさと背の低さに羞恥を感じ始めた頃、


『取りますよ』


と、ひょいっとCDが持ち上がり、私の手元に。

振り向くと、私の後ろから、大学生ぽいお兄ちゃんが軽々と取ってくれたんですね。背丈大分ありましたね。

何か…久々にときめいたよ、お姉ちゃん。

今時こんなにするっと人助け出来ちゃう子がいるんですね。

なんか少女漫画みたーい♪うっへっへ♪と、完全に浮かれる私。

私君より大分年上だけど、物の経験に一つお付き合いでもしてみるかい!

…という言葉を思い浮かべた瞬間、既に自分が少女漫画の主人公に成り得ないことに気付きました。(色んな意味で)

…世の中には、力の及ばないことが多すぎる…


そんなこんなでお兄ちゃんにはきちんとお礼を言って、めでたくCDもゲットできたのです。


お兄ちゃん、見ず知らずの女子に、ときめきをありがとう!

男性の皆さん、(身長的に)可愛い女の子が困ってたら、是非とも助けてあげてくださいね!

無理して取ろうとしてたもんで息も絶え絶えの本気の『ありがとうございます』がもれなくもらえます!