全16回の放射線治療。
ちょうど梅雨入りしたあたりからはじまり、梅雨明けとともに終わった。
駅と病院のあいだの、バスから見る景色に見慣れ
検査着に着替えるスピードがどんどん早くなり
放射線技師さん達に愛着がわき
通院自体ルーティン化して、
思ったほどめんどくさいとか辛いとかなかった。
照射部位は、日焼けあとみたいに赤くなっていて、かゆみ止めを使うほどかゆくはない。
ホルモン治療もスタートした。
リュープリンという注射をおなかに打って、3ヶ月分のタモキシフェンを処方された。
副作用がいつあらわれるか気になる。
放射線治療が終わったあとのお祝いに、
東京タワーの近くのホテルに母とふたりで泊まった。
夕食のあと、ホテルに帰る途中
東京タワーはまっくらだったので
節電中だからかなとがっかり。
数分立ち寄ったコンビニから出ると、
ビルのかげにライトアップされたお姿が。
東京に住んで何十年も経つけど、
ライトアップされた東京タワーを近くでみたことはない。
むわっとした夜の空気にもめげず、
暗い夜道を、明かりをめざして歩いた。
圧倒的な存在感。
エネルギーに満ちてる。
なのに、包み込むような温かみもある。
放射線治療、がんばったじゃん
ホルモン治療、つづけなよ
と見下ろされてるようか気がした。
