バイクコースに入り、すぐにトイレに駆け込んだ。
水に入ると冷えるのだ。
他の選手はどうしてんのかな。
スタート直後に止まったので、メカニックさんを心配させてしまった。
「お手洗いです」と言ったらバイクを預かってくださった。
ありがたかった。
(バイクスタート。前日撮影)
で、済ませてから、いよいよホントにバイクスタート。
バイクは10キロを8周回。今回は短縮無し。
往路は北上。復路は南下。
ロードバイクは2015年モデル。もう会場を見回しても、自分より古そうな自転車に乗っている選手はほぼ見かけない。
買ったままのロードバイクに、今年買ったDHバーをくっ付けている。
11年連れ添った相棒よ。
今回も俺を守ってくれ。頑張ろうな。
と声掛けして出発。
前半は雨がやんでいた。
北から弱めの風が吹いていた。往路はやや向かい風だった。
コースは予想通り水たまりだらけ。
コースが短縮された春よりはマシだったが、それでも泥水で身体とバイクが泥だらけになるのは避けられない。
長良川のバイクコースは、晴れれば平坦オンリーでスピード試しをできる高速コースだが、雨が降ると状況が一変する。
シケインが多いので、路面が濡れるとスリップなどが増える。
水たまりを避けて危険なコース取りをする選手も多くなる。
対面通行エリアも長く、コース幅もそう広くないので、雨が降ると接触や落車事故も増える。
それが雨の長良川バイクコース。過酷。
自分はある程度慣れっこになってきたが、それでもこの泥だらけと危険度上昇はやはりいつもストレスに感じる。
雨が降るとDNSの選手が増えるのもうなずける。
みんな嫌だよね。泥だらけは。
自分の走りも振り返る。
1~2周目。
雨は止んでいた。
平均33キロくらいで飛ばせていたように思う。
ちょうど速度の近い他選手と抜きつ抜かれつになりながら走れていた。
目標速度が近い選手がいると、走りやすい気がする。
身体は既に泥だらけになったが。
(折り返し。前日撮影。ぐっとスピードを落とす。)
3~4周目。
まだ雨は止んでいた。
まだ平均32キロくらいで順調に走れていたように思う。
速度の近い他選手がほかにもいて、目標選手を変えながら、その選手と抜きつ抜かれつの状況が続いた。
完全に一人走りになる時間が少なく、ちょっとズルいなと思ったけど、30キロ前半を維持しようと頑張ってたらこうなった。
3周目終了時にゼリーを1個食べた。
パンクやトラブルで止まっている選手をかなり見かけた。
やはり雨の日はトラブルが多いのだろうか。
5~6周目。
急にがんがん雨が降ってきた。顔に当たっていたい。
身体が冷え、トイレ行きたいな、と思っていたが、順調に走れていたので勿体ないと思って頑張った。
今回は同じくらいの走力の選手を見つけて、目標にして走る、という展開がずっと続いた。もちろん千切られることもあるが。
でもいい感じにスピードを維持できていた。
多分平均30キロくらい出ていたと思う。思ったより垂れずに走れていた。
レースの続行ができなくなった選手が増えてきた。
自転車を引きながらコース内を歩いて本部に戻っておられるので、普通にキープレフトで走っているとぶつかりそうになる。
うまく避けなければいけない。
ホントはコース外を歩いてくれるとありがたいけど・・・。
6周目完了時にゼリーをもう1個食べた。
7~8周目。
雨は弱くなったが降り続いている。
身体とボトルとバイクは泥だらけ。
まだ脚は残っている。
コース内のバイクが減り始める。
思ったより垂れず、順調に走り進められた。
平均して28~29キロで維持できたと思う。
トイレを我慢して走っていたが、止まらず走り切れた。
また、ランのために少し足を残せた実感がある。
なんとかゴール。
平均30.5キロくらいで走り切れたはず。
おお。なかなかやるやん。
バイクのタイムは2時間44分56秒。
おお。3時間切れてる!去年より少し早い。過去一のタイムでは。
展開が味方した気もするけど、やはり努力が実ってよかった。
好感触のバイクを終え、トランジション。
まだ脚はあるぞ。
自転車を戻す。
泥だらけだ。
(ゴール後の自転車。可哀想なほど泥だらけ・・・)
タオルで少し泥をぬぐう。タオルも泥だらけだ。
泥に苦労しながら靴を履き替える。
第2トランジションは6分43秒。
雨の日は時間がかかる気がする。
あと20キロ走れれば完走だ。
小雨の降るランコースに飛び込んでいく。
(ラン編に続く)


