「ジャズ」が生まれてからだいたい100年くらいになるそうです。
米国ルイジアナ州ニューオリンズの街で、ポップスのひとつの形態として生まれたといわれています。
南北戦争が終わって、軍の楽団がいらなくなった管楽器を放出、それが黒人達の手に渡り、「ジャズ」というニューオリンズ独特の音楽文化に発展したものだそうです。
ニューオリンズでは、「JASS」と呼ばれていました。
シカゴでは、これと区別するために「JAZZ」と呼んでいたそうです。
今で言う「ジャズ」は、どうやらシカゴが語源のようですね。
そして、20世紀半ば頃には、人種の枠を越えた音楽のひとつのジャンルとして認識されました。
「ジャズ」とはつまり、作曲されたひとつの楽曲ではなくて、その曲をどのように演奏するか、その演奏のやり方をいうのではないかと思います。
ジャズの魅力は、何といっても「アドリブ」です。
これは、ラテン語の「自由に」という言葉、つまり「ad libitum」が語源になっています。
プレイヤーの感覚、感性で、瞬間的に創作して自由にプレイする「即興演奏」のことをいいます。
日本にジャズが入ってきてポピュラーになった頃、ジャズ喫茶の片隅で、難しい顔をして、いかにも(俺はジャズを聴いてるぞ)ってな感じで陶酔していた奴をよく見かけたものでした。
私は、そういうの、嫌いです。
ジャズって、本当は、売春宿の待合室や、クラブやキャバレー等の酒場のBGMだったのですよね。
何も難しい顔して聴くような音楽じゃないと、私は思うのです。
事実、「JASS」という言葉は、性行為を意味する隠語だそうで、売春宿のことを「JASS HOUSE」というのだそうです。
何だか話しが横道に逸れてしまいました。
「ジャズ」は、いわゆるオフ・ビートというリズムが使われます。
分かりやすく4拍子でいえば、「いち にい さん しい」というふうに、偶数拍にアクセントをおくリズムです。
これは、黒人が先天的にもっているビートだそうで、白人や特に日本人にはなじみがないのだとか。
ライヴの時の手拍子、間違っていた事に気づきましたか?
炭坑節をオフ・ビートで・・・、いけませんよね。
まあ、いろいろ言ってはみても、「ジャズ」は音楽のジャンルのひとつです。
難しく考えないで、気楽に、そう、BGMで聴いてみるのもいいかもですね。
つづく
