カリブ海の海賊
「Pirates of the Caribbean」の映画や
(今日の映画(テレビ朝日)クラーケンが凄かったですね)
ディズニーランドの影響や、カリブ海が美しい海のリゾート地になっているのもあって
カリブの海賊という言葉には極悪非道というイメージは
あまりありません。
事実、カリブの海賊でイギリスから「サー」の称号を
与えられた海賊船の船長もいます。
もちろん海賊ですから残虐で有名な船長もいました。
<海賊とは>
船舶や沿岸を襲撃することにより、
国家権力からみて非合法な手段により金品や食料を強奪する盗賊。
報奨金をもらい盗賊行為を取り締まる側になる場合もあります。
大きな地図はこちら
<カリブの海賊の背景>
1492年スペインのコロンブスが新大陸発見後、幾度かの探検を重ね
カリブ海、西インド諸島の全容がわかり、
スペイン人はこぞって新大陸へ殺到しました。
コロンブスがサンサルバトル島に上陸してから
わずか30年余りで
メキシコのアステカ文明、さらに南アメリカペルーのインカ帝国を征服し、
繁栄していた2大文明は滅びたのです。
インディオの大虐殺、
また、先住民に奴隷として想像を絶する重労働をさせ
メキシコやペルーの鉱山から莫大な金銀、財宝を採掘し
本国スペインに送りました。
このおかげでスペインは空前の繁栄をしたのでした。
この富の独占にイギリス、フランスはスペインに大きな反感をもち
公然と海賊、掠奪行為を奨励するようになりました。
この情勢の中で海賊たちは新しい活躍の場を得て
カリブの海賊の黄金時代がきました。
<バッカニア>
肉の燻製を航海食として食べていたことが由来
バッカニア(=カリブの海賊)はカリブ海の
スペイン領を中心に暴れまわりました。
カリブ海は、
キューバ本島、イスパニョーラ島、ジャマイカ島などの大きな島々と
小さな島々が無数に含まれ、
その総数は7千を越えると言われています。
人目につきにくい入り江や複雑な湾が島々の中には沢山あったので
海賊たちには地理的にもカリブ海は絶好の場所でした。
海賊というと無法者、荒くれ者というイメージで、
略奪したお宝を手にすると、
お酒を飲みどんちゃん騒ぎをすると想像してしまいますが
厳しい規律があったそうです。
消灯は早く、お金を賭けての賭けごと禁止
船の上でのいざこざは禁止
女性を船に連れ込むのも厳禁、
また、バッカニアには
「老人や子どもの捕虜には乱暴しない」という
独自の掟もあったそうです。
敬虔なクリスチャンもいたというから驚きます。
海賊旗のところに出てくるジョン・ラカムの
妻(アン・ボニー)もまた海賊でした。
知られてるところでは他にメアリー・リードという女海賊がおり
カリブには女海賊が二人いました。
<Jolly Roger>
「降伏すれば命は保証、抵抗すれば皆殺し」印の海賊旗のことを
Jolly Roger(ジョリーロガー)といいます。
1700年台から掲げるようになりました。
骸骨に大腿骨を交差させたデザインは良くしられており、
現代では、危険物や危ないものなどのマークに使われています。
船長によってジョリーロガーのデザインが違います。
カリブの海賊の中で有名な船長のJolly Roger
ジョン・ラカム
黒髭(エドワード・ティーチ)
「大航海時代」最後にして最大の海賊
バーソロミュー・ロバーツ (Black Bart)
2つあります。
ちょっと滑稽なデザインですよね
海賊史上最高額の財宝を掠奪した世紀の大海賊
ヘンリーエイヴァリ
ヘンリーエイヴァリの海賊旗は
Pirates of the Caribbeanの
ジョニーデップ演じるジャック・スパロウの海賊旗の
モデルになっています。
ピグのジョリーロジャー(可愛いガイコツ)
<キャプテンキッド>
キャプテン・キッド(ウィリアム・キッド)は世界をまたにかけた
海賊ですが、(もちろんカリブ海にも出没した)
2007年にドミニカ共和国の保養地カサ・デ・カンポ沖にある
カタリーナ島 近海で、
キッドの船、クェダ・マーチャント号とみられる船が発見されました。
キッドは絞首刑にされる前に莫大な財宝を隠していると
叫んだそうで今も宝探しは行われています。
また財宝を題材とした小説も書かれています
「黄金虫」、「宝島」
違法行為をしている盗賊ですので
その最後は決して平穏なものではありません。
殺されたり、処刑されたりですが、
海賊は何かロマンを与えてくれているのではないでしょうか。
カリブの海賊について詳しく載っているサイト
Pirates of the Caribbean(英語)
参考図書
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