高倉 健
高倉 健さん、享年83歳。
誰から見てもアキュムレーターな日本男児代表の健さん。
年齢を重ねられても、ずっとカッコ良くって渋かった!
彼のアキュムレーター秘話はたくさんあります。
まず、とても礼儀正しく、すべての共演者に挨拶を忘れず、監督やプロデューサーをはじめ、若い新人俳優やスタッフにも必ず立ち上がり、丁寧にお辞儀して敬意を払う人だそう。
芝居に関しても、余計なテクニックを廃し、最小限の言葉で、演じる人物の心に込み上げるその瞬間の心情を表す台詞・動きを表現する芝居を真骨頂としています。
「普段どんな生活をしているか、どんな人と出会ってきたか、何に感動し何に感謝しているか、そうした役者個人の生き方が芝居に出ると思っている」「俳優にとって大切なのは、造形と人生経験と本人の生き方。生き方が出るんでしょうね。テクニックではないですよね」と言っていますが、彼は結局演技をしていたのではなく自分の一部分を滲みださせていたのでしょうね。
誰から見てもアキュムレーターな日本男児代表の健さん。
年齢を重ねられても、ずっとカッコ良くって渋かった!
彼のアキュムレーター秘話はたくさんあります。
まず、とても礼儀正しく、すべての共演者に挨拶を忘れず、監督やプロデューサーをはじめ、若い新人俳優やスタッフにも必ず立ち上がり、丁寧にお辞儀して敬意を払う人だそう。
芝居に関しても、余計なテクニックを廃し、最小限の言葉で、演じる人物の心に込み上げるその瞬間の心情を表す台詞・動きを表現する芝居を真骨頂としています。
「普段どんな生活をしているか、どんな人と出会ってきたか、何に感動し何に感謝しているか、そうした役者個人の生き方が芝居に出ると思っている」「俳優にとって大切なのは、造形と人生経験と本人の生き方。生き方が出るんでしょうね。テクニックではないですよね」と言っていますが、彼は結局演技をしていたのではなく自分の一部分を滲みださせていたのでしょうね。
完全なオフの期間を含めて都内にいる時にはほぼ毎日、40年来懇意にしている港区高輪にある理髪店に通い、髪を切っている。同じことを毎日継続するこの力、とってもアキュム!
ビートたけしのコメントで有名になりましたが、撮影現場で座らないということについて「疲れますよ、やっぱり。ただ、座ると何となくもう・・・。だんだん精神的にファイトが無くなるような気がして、立っていたほうがいいなと・・・」と自分に課した事のひとつである事を明かしている。
「自分よりもお金を貰っていない人たちのほうがはるかに頑張っている。現場はそうした人たちによって成り立っている。そんなことに気づくまで何十年もかかった」と、出番以外も常に現場に立ち続ける事への思いを語っている
最後に武田鉄矢さんから「幸福の黄色いハンカチ」撮影時のエピソード。
「ラストの黄色いハンカチがたくさん干しているシーンで、僕は泣く芝居をしないといけなかったけど、そのシーンに一週間撮影をかけていて、毎日ハンカチを見ているうちにハンカチが安全第一の旗に見えて涙が全く出なくて、泣く演技をするのに苦労した。
そしたら、そのシーンが終わったら撮影も終わって1ヶ月振りに東京に帰ることになっているのだけど、『よーい』ってカチンコが上がった瞬間、健さんが小さい声で、『長い間世話になったな。東京に帰っても体元気づけて、しっかり生活するんだぞ。楽しかったぜ。』
って言ってくれ大号泣。
涙ぼろぼろ、おいおい泣いた。健さん…なんて温かい人なの。」
健さん、カッコいい生き様を見せ続けてくれて本当にありがとうございました!