小林陽太郎 2
はい、小林陽太郎さん(続き)です。
生まれはロンドン。
現時点で、日本電信電話取締役。ソニー取締役会議長。国際大学理事長。慶應義塾評議員・理事であり、
慶應義塾幼稚舎、慶應義塾高等学校から1956年(昭和31年)慶應義塾大学経済学部卒、1958年(昭和33年)ペンシルベニア大学ウォートン・スクール修了(MBA)。
という、生まれながらの超エリートなのですが、今回私が彼の話の中で響いたのは、「Power of Followership」の話です。
成功法則などを発信している我々の業界において、「リーダーシップ」はよく取り上げられます。
でも、日本人の強みはそこではないと思います。
もちろん、リーダーは必要です。でも、ウェルスダイナミクス的に、強みでないところにフォーカスしたり、時間を費やしたり、無理したりするのは、とてももったいない。
カルロス・ゴーン氏などもの成功も「優秀な日本の社員たち」がいてこそです。
フォロワーシップの定義として、小林さんは下記のように言っています。
「どうやってリーダーを支えるか」
「適切で正しい情報を与えるか」
「トップに何を言うべきか」
「リーダーだって迷う。そんなとき、いかにガッツリ支えられるか」だと。
組織は、80%フォロワー(それは、役員レベルであり、部長レベルであり、現場レベルのフォロワーです)で決まります!
真の変革者は、彼らなんだと。(小林さんは、「真の変革者は MBA ではない」とおっしゃっていました。そうなのかも…です。)
そして、優秀なフォロワーたちは、何をしているか。
下記についての正確な情報をリーダーに届けているのです。
1. 顧客(何を求めているか)
2. 競合(何をしようとしているか)
3. 自社の能力
私の周りにも「真の変革者」がいます。
とっても優秀なチームがいます。
幸せ!
(結局、自慢かい!)