朝青龍 引退
角界のスター、朝青龍です。
彼の持っている「純真な子供心」「憎めないキャラクター」「自由奔放な精神」、みんなスターの特性です。
でも、今回の彼の引退劇を見て、一つ、スターの皆さんに注意があります。
スターの周りにはイエスマンが集まりやすく、知らないうちに「裸の王様」になってしまっていることがあるということです。
スターの周りの人は、どうしてもスターに喜んでもらいたくなってしまいます。
つい喜ばせようとしてしまいます。
なぜなら、スターが喜ぶと周りを「薔薇色のシャワー」で染めてしまうからです。(うまいこといいますね、私も・・)
たぶん、そうやって周辺の人たちは、自分自身を幸せにしたいのだと思います。
そして、スターを悲しませるような事実をできるだけ言わないようになります。
それが続くと、スター自身は全くトンチンカンな方向に進んでしまうはめになってしまうのです。
スターたちへの忠告としては、特に物事がうまく運んでいる時に、苦言を呈してくれる人を外さないこと。そして、ちゃんと彼らの言っていることに聞く耳を持つということです。
朝青龍の周りにも、きっと誰も「厳しい現実」を伝えてくれる人がいなかったのでしょう。
私は、昔から朝青龍の大ファンでした。
どんな不祥事があろうとも、応援していました。
あの素直で、腹に一物もないところが大好きでした。
実は、私は前職の関係で彼の結婚披露宴にも出席していて、下の写真は、その時撮ったもの。
そして、その後いつも「番付表」と「年賀状」が送られてきていたのです。
引退会見で、彼の小さい目から涙があふれてきた時は、本当に心が痛みました。
でも、ここまで上り詰めた人だから、そしてまだ29歳ということだから、必ずこれからも凄いことをやってくれそうな予感がします。彼をずっと見守っていきたいと思っています!
がんばって、朝青龍!


