不安という乗り物には

 
ハンドルや舵はついていない。
 
 
 
乗っかると、どこに行くのか暴れ馬。
 
今も未来も、ごちゃ混ぜになり右往左往。
 
 
 
この乗り物から見る景色は
 
実際の景色とは違う色、違う風景。
 
 
 
答えは一つしか見えず
 
ぐるぐるの螺旋階段を急降下。
 
 
 
 
もしも、今、
あなたが不安でいっぱいになってるのなら
 
少しだけ止まって。
 
ゆっくり深呼吸して。
 
 
 
 
不安という船に乗っていることに気付いて。
 
 
 
ゆっくりと、そこから離れて
 
本当の色や景色を、
 
今を、大地を、感じてみて。
 
 
 
 
答えは一つではない。
 
 
 
 
そして不安は消すものでもない。
 
 
自らと、共に在るもの。