有能なリーダーに共通する2つめの習慣は、「何をすべきか」を考え抜いた後に、その中のどれが「自分の仕事なのか」を問うことです。言葉を換えれば、なす べきことのうち、「何が自分に適しているか」あるいは「何が自分に適していないか」を突き詰める作業を行うということです。この習慣を持つ人は、とりもな おさず「自分が何を得意としているか」を的確に把握しており、同時に「自分は何が不得手なのか」についても熟知しています。

そして3つめの習慣として、 「不得手なことは,決して自らてがけない」ことを徹底しているのです。

P.F.ドラッカー 「ドラッカーの遺言」より