よく「運も実力のうち」なんて言いますよね。

では「運」とは何でしょうか?


ウェルスダイナミクスでは、「運」とは心理学者のカール・ユングが「シンクロニシティー(共時性)」と名付けた現象と同じものだと考えています


「運」と「フロー」は密接な関係にあると考えています。

あなたの「フロー」が大きくなるほど、あなたの「運」も強くなります。

また、逆も然りで、あなたの「運」が強くなるほど、あなたの「フロー」も大きくなります。

当然ながら、ウェルスダイナミクスの創始者、ロジャー・ハミルトンもLUCK(運)が大切だと言います。

ロジャーは「億万長者は運を味方に付けている」といいます。

ただし、彼が言うLUCKとは以下の頭文字を取ったものです。


Location(場所)
Understanding(理解)
Connection(人脈/人間関係)
Knowledge(知識)


どういう意味でしょうか?

サッカープレイヤーのメッシがなぜあれほどまでにゴールを決められるか考えてみましょう。
確かに彼には卓越した技術があるでしょう。
しかし、相手は11人。
いくら天才でも1人では勝てないでしょう。

彼とてチームの一員として戦っています。



彼がゴールを決められるのは、彼の卓越した身体能力以外にも次のポイントがあるからです。

1)適切なポジションにいる
たまたまこぼれ球が彼の足下に来続けた結果、得点王になるのでしょうか?
それはあり得ないでしょう。
必要な時に必要な場所にいるのです。
もしくは、そんな場所を自らつくり出しているのです。

2)自分が何をすべきかを理解している
たまたま足下にボールがきても、ゴールを決めない人もいます。
その人は、サッカーがゴールを奪い合うゲームだという事を理解していないのです。
その場所で、自分が何をすべきか、どういった役割に徹するべきかを理解しているのです。

3)人間関係を築いている
自分が何をすべきかも理解しており、適切な場所にいてもボールが来ない人もいます。
「そいつにボールをパスしてもシュートをミスるだろう!だったら俺が持ち込んでシュートするぜ!」
と思われている場合には、ボールは回ってきません。
ボールをパスしてもらうには、実績や信頼に基づく人間関係が必要となるのです。

4)正しい知識を持っている
ボールの蹴り方、相手ディフェンスの特徴、オフサイドルール、、、正しい知識が無ければ全てが無駄になりかねません。
ただし、知識も頭で知っているだけでは役に立ちません。
身体が知っていて、直感的に働いて本物の知識と言えます。

これをあなたのビジネスに当てはめた場合、どうなるでしょうか?

あなたが得点王になれない理由が見えてきましたか?

運を味方に付けて行きましょう。