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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

(昨日の補足のような内容です。)

舌磨きは大切ですが、舌磨きだけを丁寧に行っても無意味に近いのです。基礎的事項の大原則を順守する事が肝要。これって受験と似ている部分があります。

 

 

具体的には

①歯ブラシを持つ前にデンタルフロスで歯と歯の間を徹底して清掃。これなくしては口腔ケアが成り立ちません。

 

②歯ブラシに何も付けずに歯と歯肉の間を1本ずつ丁寧にマッサージする。歯の裏側(舌側、唇側)も忘れずに行う。出血があっても丁寧にそして強引に続ける。特に奥歯は手技が難しい。だから汚れが取れにくいので注意。

 

 

③先日の記事にある舌磨きを行う。口腔粘膜全体にも歯ブラシを軽く使い唾液を出す。(サラサラ唾液が出ない=口が粘つく場合、①と②が不十分である時が多いので注意。)

 

 

④歯磨き粉を付けて歯牙の表面や口腔粘膜全体を軽く磨く。そして洗口は1回だけ。(歯磨き粉には毒であるフッ素含有していない物が望ましい)

 

 

⑤サラサラ唾液が出ているのに口腔内がサッパリ感じられない場合には④へ。まだ粘ついた唾液がある場合には①から再度行う。

 

 

一部再掲です。この方法で所要時間が20分~30分。昼食後で時間がない場合、①と④だけでもある程度の清涼感が得られるでしょう。起床時と就寝前には①~⑤を徹底する

 

 

 

 

受験と似ている、というのは麻酔学の勉強をするときに生理学や薬理学の知識がないと絶対に理解できません。補綴学や放射線学を勉強するときには解剖学を知らないと、その場では理解したつもりでも頭に定着しないのです。

 

 

口腔ケアも同じで、舌磨きを熱心にしても歯と歯の間に食物残渣があると口臭が出てきます。歯と歯肉の間に歯垢や歯石があると虫歯や歯周病の原因になる。だから舌磨きの前に①から始める必要があるのです。