一部再掲です。
痛くない虫歯は削らないし、神経を抜くという行為は限りなくしません。(歯牙が脆くなり、再度虫歯になった時に重篤な症状が出るから)そして抜歯を出来る限り避けます。
私が抜歯をするのは高齢者の動揺歯(グラグラしている)で誤飲や誤嚥の危険がある場合です。歯牙を抜くという行為には意外なほど危険を伴います。ましてや基礎疾患ある患者にあっては思わぬ偶発症の恐れがある。
歯周病にあってはセルフケアが中心です。自身でセルフケアができる様に動機付けをします。歯周疾患を治すのは自分自身である、そのために正しい口腔ケアを継続する事が必須である事を強調するのです。
口内炎の患者には絶食および糖質制限をベースとする食習慣の重要性を話します。軟膏や内服薬で解決しようとする故に何度も再発する。(もちろん相手を診て頑ななヒトには処方もします)癌を含めた何らかの疾病疑いのヒトには基幹病院を紹介しますが。
糖質制限指導、というのを私は積極的に取り入れます。自信を持って、口内炎や歯周疾患のヒトに対して。これほど有益な手段は他にないわけですから。