以前に何度かあった話です。私は歯科診療台に移動さす必要がない車いす患者を車いすに乗ったままで診療をいています。
具体的には高速回転する器具で歯牙を切削する事が不要な場合。虫歯治療不要、という意味です。入れ歯の調整をするときには車いすの上で咬合関係を診査できます。口腔乾燥症のヒトに人工唾液を塗布するのもしかり。唾
看護師さんには喜ばれます。がしかし若い歯科衛生士は露骨に嫌な顔をするのです。なぜか・・・「歯科治療では診療台に乗せるのが常識」という事なのでしょう。
私が診療机に座って車いすのまま患者を診る場合、歯科衛生士の介助が不要です。付いて来られる看護師さんに支えてもらうくらいで十分。歯科衛生士の一人はこれを嫌うのです。自身の仕事を取られた、と。
もっとも安全に行動する。1回でも無用な移動をさせない。歯科診療台に乗ると患者は緊張します。車いすのヒトに限らず、台に乗ると一気に血圧があがるのです。私自身も歯科診療台にあがると血圧上昇するのを感じます。頻脈になるから。
常識にとらわれない行動ができるのは、自身が糖質制限や湿潤療法で健康を取り戻した経験からきているのだと思うのです。