小中学生や高校生も新型コロナウイルス問題で学力維持が大変だと思います。特に受験を控えた学年の場合、学力格差が凄く広がるでしょう。勉強好きなヒトは自主的に学習し、逆の場合にあっては机に向かう事から遠ざかるのです。私は個人的に学校の成績が良い事と将来の幸福度とは相関しないと感じています。高校時代成績が下の下でも大成功しているヒトも居ます。もちろん逆も真なり。
しかし私が対応している歯科医師国家試験受験に対しては少し話が変わってきます。新型コロナウイルス問題があってもなくても来年の2月には受験を受ける事になるのです。そのときの学力格差を考えると恐ろしいものがあります。
歯科医師国家試験予備校にあっては講義時間が減ったり、講師に質問する機会が制限されたり、そして自習室を満足に活用できなかったりしています。これらの問題、受験生の責任ではありません。新型コロナウイルス騒動に振り回される学校管理者の責任なのです。がしかし、受験は待ってくれないのも事実。
(受験生)自身は何も落ち度ばないのに不利益な受験体制に甘んじているのがお気の毒。しかし講師である私は一緒に嘆くことなどできません。成績の悪い受験生も東京医科歯科大学や大阪大学といった名門歯学部現役生も同じ問題が出題されます。ならば不幸にして国家試験浪人し、不幸にして新型コロナウイルス感染という異常事態に巻き込まれても何とか自身で立て直すしかないのです。あまりに酷だと感じています。
しかし受験を逃げる事など許されません。莫大な学費を大学に支払い、莫大な学費を私共の施設に支払い絶対に国家試験に合格するという決意のもと、若い年代の貴重な時期を受験勉強に費やすのですから。がしかし逃げても命まで取られません。これも重要な事だと私は思います。口には出せませんが。
「新型コロナで満足な受験勉強できなかったから落ちた」という言葉だけは学生さんに出してほしくないのです。出されないためにも私たちが今後密度の濃い講義を提供する必要があると考えます。6月から真剣にはじめても来年の2月の受験には間に合います。底辺校であっても留年を繰り返していても。しかし新型コロナウイルスの変な世間の風潮に惑わされていては難しい。
受験に対し真剣に立ち向かう動機づけのためにも、1コマ講義時間を潰して話す事があるのです。このままだと名門大学の学生は難なく合格し、底辺私立の学生は辛い結果になるでしょう。私が対応している歯科医師国家試験予備校では受験が苦手というタイプの方が多いのです。故に責任重大・・・。この異常事態を乗り越え、合格を勝ち取りためには講師と学生が同じ方向を見つめる事が肝要だと私は強く思います。