私は歯科医師国家試験予備校で長年講義をしています。非常勤講師時代から17年くらいでしょうか。それとは別に大学や医療系専門学校でも講義をしてきました。不特定多数の方を対象に「免疫」「予防医学」について講義した事も何度かあります。
100人居れば100人に満足していただく講義が理想です。しかし難しいと思います。国家試験予備校では満足していただけなくても、合格につながれば良いのです。(逆にwe85の講義はよかった・・と言われても合格できなければ意味ありません)
伝え方・・・。負を強調するのではなく、聴いているヒトの良い部分に着目すると気持ちが通じ合うと感じています。これは患者さんに対しても同じです。
糖質制限の話をする時、講義や診療で得た上記の感覚が非常に大切だと考えます。相手が「御飯が食べられないなんて考えられない」「焼きたてのパン屋さんに行けなくなるの」と言われた場合、私は次のように返します
糖質制限すると「高カロリーでアブラがとろける大トロの刺身も、アブラが甘い黒毛和牛のステーキも気にせず食べ放題ですよ」と。そしてそれが健康的に痩せられるという事も付け加えるのです。これで相手が反応し(乗ってくれば)高カロリー低糖質の食材話で盛り上がるようにします。(例えばクリームチーズと赤ワインの好愛称、塩でいただく豚ホルモンの甘味・・・)
正しく伝えるのと誤解されるような伝え方では相手に与える影響に差が大きく出てきます。そして糖質制限を受け入れられるか否かにもかかってき、それが相手の人生にも影響が及ぶ事もあるはずです。ですから、いち早く糖質制限を知った者の義務として誤解されないような(糖質制限の)正しい伝え方をする事が肝要だと思うのです