何故だかわかりませんが、歯科医は親不知(第三大臼歯)を嫌います。痛い時は勿論、相当部歯肉が腫れても「親不知、今のうちに抜いておきましょう。虫歯で痛んだら大変な事になるからね」と説明します(嘘です・・)
酷い歯科医になると、「親不知は盲腸と同じ。不要な物」とおっしゃいます。この説明、2重3重に変なのです。(50代以降の歯科医がこのような説明をされる事あるのです)
モーチョウは大腸の起始部の事です。そして一般的に「もーちょう」というのは大腸の起始部から出ている突起(虫垂突起)の炎症です。つまり盲腸の炎症でなく、虫垂突起の炎症なわけです
ですから、「もうちょう」という疾病はないのです
それに親不知も「もうちょう」も不要な物と言いますが、「もうちょう」が本当に不要なものどうかも疑問です。安易に「もうちょう」を切除すると免疫能が低下し悪性腫瘍の発生につながると最近言われています。「もうちょう」には豊富なリンパ組織を有するというのは10年以上前から叫ばれています
それと同時に歯科の立場から、安易に親不知を抜くという行為にも疑問を感じます。別に症状がなければ触らないで良いという考え方もあります。私なら絶対に症状ない歯牙を予防目的で抜歯しません。
それは考え方の相違なのですが、抜歯の必要性を「もーちょう」を例に説明するのは甚だ変だと考えます。第一、「もーちょう」でなく「虫垂炎 」です。歯科医であっても最低限の医学用語は正しく使うべきだと私はおもいます