先月「元医学部薬理学講座准教授」の記事を書いた話に続きが出てきました。先週、件の先生は私に開口一番、下肢の外傷をイソジンで徹底消毒したら治りが早かったで。(アンタが)言ったような痛みも全然ありませんでした。
私は夏井先生の御著書、「傷は絶対消毒するな」のお陰で正しい事を知っています。ですから消毒薬は自身で使用しません。傷には湿潤療法が基本です。歯科領域でも意外なほど消毒信仰がさかんです。抜歯後には当然のようにしています。処置の前後にも当然のようにします
しかし私にはそんな行為を責める事などできません。私も夏井先生の御著書を読むまでは口腔内にも消毒必須と考えていました。傷には消毒が必要と誤った感覚でいました。
件の先生にももう一度私の考えを伝えました。折れて黙っておくのは簡単?かもしれませんが、相手が権威ある専門家でも、専門家がすべて正しいとは限らないわけです。これは管理栄養士がいまだに糖質は三大栄養素と言っていることからもわかります
今回もやはり妙な雰囲気になりました。私は先生が本当にイソジンでの消毒効果を実感したのか、私に言い返すため話を大きく言っているのか判断できません
歯科でうがい薬としてイソジンを処方する事も私はしません。折角の口腔常在菌を死滅させ病原微生物が優位になって口内炎の回復を遅延さす恐れがあります。どうしても、と言われると刺激が弱いアズノール錠を処方します。私自身、これに意味があるかどうか疑問なのですが、プラセボ効果を期待して折れます。
もう消毒薬の話題は避けたいのですが、今回は先方から噛んできたので仕方なかったのです