口腔ケアの難しさ | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

昨夜の夕食後いつものように丁寧な口腔ケアをしました。1歯ずつフロスを用い丁寧に歯垢を除去。1歯4面を意識しながら歯頚部(歯と歯肉の間)も念入りに行ったのです。これはいつも通りの行動です。歯ブラシをし、そして最後に全体に清涼感たっぷりの歯磨き粉を行渡させ完成です。時間にして15分くらいだったと思います。


ところが今朝起きると口腔内ばネバネバします。そして舌には舌苔が見られます。いつものようなピンク色ではなかったのです。別に極端な寝不足でも二日酔いでも体調不良でもありません。普段どおりの朝でした。私は昨夜の口腔ケアに問題があると直感しました。

そこで起床時の口腔ケア(いつもは食事前のケアは歯磨き粉を舌の奥と歯肉にすり込むだけ)食事前ですがあえてフロスを使ってみたのです。すると昨夜完璧だと考えていた口腔ケアが不十分だという事が確認できました。私は下顎小臼歯(右側)が舌側転位しています。つまり歯列不正部位です。ここに歯垢が大量の付着していたのです。


同部はフロスが入りにくく、歯肉出血を見る事が時々あります。それゆえに十分気をつけてケアしていたのですが、昨夜は気が緩んだのかもしれません。口腔ケアには時間がかかるので、いろいろな事を考えながら進めます。それがいけなかったのかもしれません。


それにしても、1歯だけの清掃不良が口腔内全体に悪影響を及ぼし、舌苔の原因にまでなるという事を改めて知りました。当然といえば当然なのですが。糖質制限食のお陰で歯垢が減ったとはいえ真剣な口腔ケアをする必要性を感じたのです