歯列矯正をされた方は別ですが、ヒトにはどうしても磨きにくい(歯垢を除去しにくい)部位があります。特に歯列不正部位なのです。歯牙が転位している場合や全体的に正常部位から逸脱している場合等、歯列不正のタイプもさまざまです。
厳密には歯列矯正されたヒトでもい解剖学的な理由で部位によっては磨きにくい場所があるわけです。ですから先ずフロスを手にした場合、歯の構造を1歯ずつ観察しながらケアを進めます。
例えば歯列不正が原因でケア不良から歯周ポケットが深い部位に対しては、力を入れて深く押し込みます。そして何度も繰り返してフロスを入れます。1歯に対してフロスの時間が数分要する場合もあります。
逆に唾液分泌が豊富で歯垢が付着しにくい下顎前歯部(一般的に)のフロッシングは簡単に済みます
フロスの後、歯ブラシで歯と歯肉の間をマッサージする場合にも1歯単位で考えます。先ほど書いた歯列不正部位というのは、いくら熱心なケアをしていても歯周ポケットが深くなっています。ですから歯肉から血膿(歯科独特の言い方として「ちうみ」といいますが、普通は出血さすという感覚です)を歯ブラシで掻き出す要領で行います
このような口腔ケアを行うと30分はかかります。1歯ずつ正しく行うと本当に時間がかかるのです。日曜の朝こそ熱心に正しい口腔ケアを行う絶好の機会だと考えています。私も後程、初心にかえって、1歯単位で考えながら口腔ケアをしたいです