慢性辺縁性歯周炎(いわゆる歯槽膿漏)の治療薬として、局所に直接塗布するテトラサイクリン系の抗菌剤軟膏があります。歯と歯肉の間のポケット(患部)に直接注入する要領で塗布するのです
私もこれまで何の疑問も持たずに漫然と使用していました。しかし先日気づいたのです。この軟膏で歯周病が軽快したケースに出会った経験は皆無だと言う事に。使用した場合としなかった場合を厳密に比較してデータを取ったわけではありませんが・・。
歯槽膿漏治療の大原則は自ら行う口腔ケアです。これがすべてと言っても過言ではありません。ではどうして抗菌剤軟膏を用いるのか・・・。やはりクスリを売るためなのではないでしょうか。実際は効果などなくても、漠然と長年治療のセオリーとされているため使用しているだけ思えてきます
若い時(私が歯科医になりたての頃)ベテラン開業歯科医の治療をみていた事がありました。その時、歯槽膿漏のヒト常にに軟膏を極少量を患部に塗布するのです。その程度では何ら効果がないのでは?もっと患部奥深くにタップリ使用すべきでしょう?と感じていました。
しかも恐ろしい事にプラスティックス注入器(先)を患者毎に変えません。アルコール綿球で拭いて終わりです。このような事で万一感染症が生じても知らない顔をする(できる)のでしょう。先は高価なので1回ずる交換なんてできない、という事のようですが・・・酷いです。
歯槽膿漏患者に何らメリット無く、逆に器具使いまわしによるウイルス感染の危険(私は絶対に患者毎に先を変えまていました)があるような「治療」は無くしてしまう方が無難だと考えました。
(自宅冷蔵庫にも自分用にこの薬剤が眠っています。もう数年使用していないため使用期限が経過しているはずです。以前は歯肉に急性膿瘍がみられた場合使用していました。しかし薬剤と縁を切ったと同時に歯肉膿瘍もみられなくなったのです。)