3回にわたり「口腔病理学」を書いたからでもありませんが、セラピストで歯科医の女性が書いた医療と癒しを癒合させたような書籍を手にして驚きました
この本は読む価値があるのかな、眉唾かな、と読み進めると「癌や腫瘍が」とあるのです。ヒトのあら捜しはよくないのですが、素人でも言わないような表現に唖然としてしまいました。
歯学部では口腔病理学、歯科放射線学、口腔外科学で何度も何度も腫瘍の定義がでてきます。ですから不勉強なヒトでも上記のような誤りはしないはずです。果たして、この著者は歯科医師とあるが本当か?とさえ思いました。
本には出身大学や歯科医としての経歴が全く記されていません。益々怪しく思ったのです
腫瘍には良性と悪性があり、悪性腫瘍のなかに「癌腫」と「肉腫」があります。「がん」というのは医療用語ではなく、漠然と悪性腫瘍=「がん」と言われているだけです。ですから口腔外科等の実習で「がん」と書くと厳しく指摘されました。
とんでも本はどこにでもあるだけに、読者として気をつけたいものです。このセラピストが書いた本の内容が急に信用できなくなったのは言うまでもありません