【おことわり】死にたいと思うヒトに対して不謹慎な言葉があるかもしれませんが、まったく悪意はありません。もし表題を不快に思われるのならば、読まれる事をご遠慮ください
とある哲学者によると、電車に飛び込んで自殺しようと思うヒトを直前で思いとどまらす方法があるそうです。それは「飛び込む前に目的地と反対側のホームに行き、目的地と違う駅を目指す」事だと言われています。
この話を聞いた時、はじめ怒りが込み上げました。私自身、死にたいと思った事はありませんが「死のう」と決意したヒトや発作的に飛び込むヒトが発想の転換などできないはずです。ですから傍観者に無意味な評論に思えたからです。
精神科医や心理学者と違って、ヒトの心の本質を捕らえる事のできない愚かな意見と思えてきました。ですからブログの記事にする事すら考えませんでした。
日本大学歯学部歯科理工学教室教授の故仁平真佐秀先生に「死にたい人」という御著書があります。タイトルとは違って歯科界の裏話を面白おかしく書かれているのですが、一部「死にたい」と思うヒトの独特の心理状態が記されていた事を思い出しました
余談ですが、仁平先生は「死にたいヒト」の出版が決まった日に進行している中咽頭癌が見つかりました。急速に顔面が変形するほど進行し、50歳代の若さで亡くなったのです。御著書には「こんな本を出したから癌になったのか」とあり、胸が痛みました。
私は逆だと思いました。不治の病がある事を感覚的にわかったため、死をテーマにした御著書を出版されたように思えてなりません。
死を前にしたヒトは独特の心理状態。だから自殺前であっても「反対側のホームに行く」事は思いつくのかもしれません。ヒトの本能としての「生きたい」という思いが強くなるのか?仁平先生の本から考えました
自殺しようとするヒトが直前で「反対側のホームに行く」と精神的に苦しくなる会社や学校に行く事を回避する事が出来ます。金銭的な問題や病気で悩んでいても、一時的に心の余裕を作る事ができるかもしれません。
月曜日は最も自殺が多いと言われています。このブログを読まれている方で、もし絶望のどん底にあり、死にたいと思われている方は直前で思いとどまって「反対側のホーム」に足を運んでいただきたいです。この話を想いだしていただければ幸いです。
残された者は何年たっても喪失感が取れません。自殺は家族はもちろん友人知人を一生不幸にさす行為です。