昨日の朝、顔面の違和感で目が覚めました。特に頬部に鈍痛があり、発熱?というような軽い倦怠感と右側を中心に咽頭痛がみられたのです。右側から膿性鼻汁が出てきます。咽頭痛は鼻汁が咽頭に落ちて刺激しているためだとわかりました。
歯性上顎洞炎の急性増悪だと感じました。風邪のような症状ですが、風邪ではありません。私の持病が、寒冷刺激と前夜の食べすぎで免疫力が低下した事によって悪化したのです。
濃い黄色の鼻汁は細菌が出す色素です。ですから細菌の活動性が高まっているのです。脈も速くなっていました。症状は上顎洞だけにとどまっていません。念のため原因歯(右側上顎大臼歯)周囲歯肉を触診してみると、圧痛があります。器具で歯牙を打診すると疼痛が上顎洞に伝わります。
このような場合、不本意ながら抗菌剤を服用する必要があります。数日間、しっかり継続して効果がなければ別の種類の物に変更し、様子をみながら完治の方向に持っていくのが大原則でしょう。解熱性鎮痛剤は不要です。
7月14日に書いた『糖質制限では解決できない難題』が襲ってきた出来事だったのです。糖質制限をはじめていらい、風邪だけでなく膀胱炎や麦粒腫(めいぼ)といった感染症を一切起こさなかっただけに残念です。
しかし、激しい症状が出ても抗菌剤の服用をせずに自然治癒さそう、という強い気持ちが湧き上がってきました。それは糖質制限を継続している自分の身体のチカラを今こそ信じるときであるような気がしたからです。無謀な事だと普通は言われます。
論拠がなかったわけではありません。普通なら時間とともに炎症症状は激しくなっていました。熱感も強くなっている場合がほとんどでした。しかし今回ははじめ激しい症状だったにもかかわらず、それが経時的に強くならないのです。早くも宿主が(細菌より)優位である事を身体が教えてくれました。
当日夕方には症状がほとんど回復しました。膿性鼻汁にはほとんど色がつかなくなり、薄い黄色です。ですから咽頭の疼痛や腫脹もみられません。原因歯の症状もなく、熱も下がりました。もちろん1日普通に動いていました。平日で、安静になんて出来ませんでしたから。
意識したのは食事量を減らす事です。空腹状態を持続させていたのです。クスリも飲まず普通に仕事をし、咽頭痛があるというのにウガイすらしませんでした。今朝完治。本来抗菌剤内服しても1週間は症状が消退しないケースです。
普段から糖質制限している身体が、いかに免疫力が高まっていて細菌を貪食するチカラがあるかを自分の疾病を通して実感できた出来事でした。