ピアスの話 | we85のブログ

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糖質制限11年目となる歯科医です。歯科界の歪み、私自身の日々などを書いています。ベールに包まれた歯科医師国家試験の現状についても追求。

50歳代で小さな会社を経営されているお洒落な男性は大きなピアスをされています。その様子がとても似合っていて粋なのです。46歳の私にはとても真似できません。


私もピアスは大好きでした。20代の時に医療機関でホールを開けてもらいました。なかなか創部が治癒せず、出血が続きました。ですから半年くらいシリコン製のダミーのピアスを入れていました


創部の傷が完全治癒してピアスをつけられるようになった時は嬉しかったです。小さく地味なものが好きでした。当時は学生でしたから、ポリクリ(実習)の時には当然外してシリコン製のダミーを入れていました。これをしないとホールが塞がってしまいます。



創傷の治癒過程を学生さんに説明する時、ホールを開けてから実際にピアスが装着できるようになるまでの様子を話すとわかりやすいでしょう。出血が続いている時には幼若な肉芽組織で、それが成熟して瘢痕組織となる。瘢痕化すると創部は治癒しピアスがつけられる・・・


ホールを自分で開けるヒトや素人に開けるもらうヒトが居ます。私のように医療機関で開けても、なかなか塞がらず痛みが続く場合もあるのです。ですから医師以外の者が安易に手を出すのは危険です。感染症をおこす危険があります



余談ですが、ピアスのホールを開けた部位の創面が不完全治癒し組織が増殖してきたヒトが居るようです。その部分の組織を採ると線維腫という良性腫瘍が認められたという症例もあるようです。稀な故、症例報告があったのでしょう。こうなってしまうとピアス装着どころではありません。



私ももう10年以上付けていませんからホールは完全に塞がってしまいました。おそらく二度とピアスをつける機会もないはずです。仮に今なら、ホールを開けても創傷の治癒が早いはずです。



自宅にはいくつもの安物ピアスが残っています。捨てられずに取ってあるのです。アクセサリー好き男の学生さんに差し上げようと思いながら、まだ実行していません。