9月24日(土)台風の影響での悪天候の中、西東京市の保谷こもれびホールで開催された「第2回こもれびネットワークフェスティバル」に参加してきました。
このイベントは“西東京市内で活動している文化芸術団体を知っていただき、気軽に質問相談などが出来る機会、また自分たち以外の団体との相互理解・交流を図る場”として開催されました。
今回は「西東京市民吹奏楽団」を構成する団体の一つとして、急遽参加することが決定!
私たち「ウインドアンサンブル和(和)」は西東京市民吹奏楽団を構成する二つの楽団の内の一つで、前身が1972年に創立した「保谷市民吹奏楽団(現 西東京市民吹奏楽団)」。2000年に「TOKYO-Westウインド・オーケストラ(T-W)」と並んで現在の楽団名で活動を始めました。
ロビーには各団体のブースを構え、西東京市民吹奏楽団の紹介パネルと共に、和独自の紹介の動画を流して迎えました。
出演を決めた日、本番まで1か月を切っており、時間がなく無理は承知で、でもせっかくの機会だからできることをやってみよう!と居合わせた4人でチームを組みました。
曲目はジブリの映画『千と千尋の神隠し』より「ふたたび」、クラリネット3人とピアノという構成での演奏です。
この曲は、たまたま2年ほど前にクラリネットの多重録音の動画をみかけ「私もこんな風にやってみたい!」と早速譜面を入手。
コロナ禍でなかなか演奏機会はないし、一人で多重録音して楽しむべく取り組むもののピアノが必要という高いハードルがあり、そのままになっていたのです。
それがまさかリアルのアンサンブルで、しかも大きなホールで演奏することになるとは!
「ふたたび」は久石譲さんのとても素敵な曲で、今回のアンサンブルの編曲は、映画のオリジナルサウンドトラックに忠実にアレンジされています。
原曲はオーボエがかなり主に出てきますし、オーボエがカバーした動画も多々ある中、そのような雰囲気に素敵にできるかなと心配もある中、短期集中で練習に取り組みました。
あいにくのお天気で、お客様はやや少なめでしたが、それでもお客様がいるのといないのでは大違い。
大きなホールで、少人数で吹く機会なんてほとんど経験がない中、どうなるかと心配ではありましたが、個人的に小さな失敗や反省点はあるものの、ステージで気持ちよ〜く吹くことができ、最高の体験でした。クラリネットのハーモニーとピアノの美しい響きを届ける事ができたでしょうか。
今回貴重な機会をいただき一緒に参加してくれた仲間に感謝です。アンサンブルやっぱりいいですね。
プログラムの最後は、「翼をください」と「ふるさと」の合同演奏。
普段聞かない合唱や弦楽器も合わさって、重厚な豪華な響きに感動しながら吹く事ができました。
この貴重な機会をステップにまた日々の練習、合奏を楽しみたいと思います。
今は、10月30日(日)に控えている西東京市民文化祭の練習真っ最中。
今回もコロナ禍の影響などで、合奏練習にメンバー全員はなかなか揃わず苦戦していますが、当日までにはしっかりと仕上げていける、そんな和だと思います。どうぞそちらもご期待ください。詳しくは追ってお知らせいたします!
尚、「こもれびネットワークフェスティバル」当日の模様はJ:COMチャンネル「シミンのトビラ~芸術・文化・スポーツ~」で放送予定です。
J:COMチャンネル(11ch)「シミンのトビラ~芸術・文化・スポーツ~」
放送エリアにお住いの方で、当日会場にお越しいただけなかった方は、是非テレビでご視聴ください。視聴方法は、お手持ちのテレビで11chを選ぶだけ!お楽しみに。
クラリネット 岩本でした。