この仕事をやっていて、幾つかの業種のお仕事をさせて頂いておりますが、その度に、”おぉ、面倒~。”と思うのが、各業種に関連する法律のお勉強です。
広告の仕事で、何で、法律のお勉強って?思われるかも知れませんが、この業界の方なら、ご存じかと思います。そう、”広告表示に関連するコト”でございます。
また、これは、広告会社のタイプによっても、異なるのかとは思いますが、私たちは、課題解決をしていくソリューション型のため、狙う業種の回りを取り巻く環境や、ユーザーの属性であったり、業界ベストスリーのマーケティング方法などを調べたりします。
これは、引き合いであっても、短期間でその業界特性などをササッと学習する必要があります。よって、その業界に関連する諸法律などのお勉強も欠かせない訳です。(時間がない時は、ネットでササササーッと拾い読みをするだけの時もありますが、後で取引をしながら、関連書籍を学んだり、シンクタンクのデータを見たりします。)
例えば、パチンコ業界で言えば、風俗営業法による許可営業なので、風営法を理解しておかなければいけませんし、広告に関する規制は、都道府県の遊技組合ごとの自主規制(という名の・・・見えない力が働いていたりしますが・・・。汗。)であったり、所轄と呼ばれる公安委員会、警察によるお咎めなどもあったりします。
これが、またシチメンドウクサクテ・・・、先日も、とある地区で、”え?これが、射幸心を煽るっていうの?”という内容で、NG広告になってしまいました。(射幸心とは、まぐれ当たりを狙ったりすることで、これって、宝くじとかもそうですし、誰しもにある欲求だとは思います。)
確かに、パチンコっていうモノは、脳内アドレナリンを放出したり、中毒性もあるかとは思います。アルコール中毒のように、パチンコ中毒症もあるモノ。(とあるパチンコ店の依頼で、パチンコ中毒症を防ぎながら、パチンコを愉しもう!という企画をやったことがあります。最後には、中毒になった場合の相談所を掲載したりして、なかなか凄い企画でした。。。)
パチンコ店には、会員カードというモノがあって(導入していないお店もありますが)、パチンコ遊技で出した出玉をカードに貯めたり(後日、その玉で遊べたりもする。)、来店ポイントシステムがあったり、顧客の囲い込みのために、会員カードシステムを活用しようという動きがあります。
・・・なかなか、この会員カードを有効的に使えていないお店が多いのと、少し前の広告規制を逃れる手法として、近隣の他のサービス業とパートナーズクラブというモノを作って、会員カードを他のお店で掲示するコトで、近隣の飲食店で割引が受けられるというコトをやっているパチンコ店もあります。
近隣の飲食店情報をパチンコ店のチラシの裏面に掲載するので(パチンコ店のチラシの裏面は、白が多いので・・・。)、パートナーズクラブ加盟店にとっては、無料で広告が出来るし、パチンコ店にとっては、競合店より、自店の会員カードの付加価値を付けることが出来るし、自店への生活導線も作りやすく、また地域企業の一員であるというポジションをアピールしやすいので、双方にメリットがあるのです。
しかし、前述のNG広告というのは、このパチンコ店の裏面で、パートナーズクラブ加盟店の告知を行うと言うコトが、射幸心を煽るということで、当局(警○)から、お咎めが入ったというモノ。
・・・どこが射幸心を煽るのじゃ!と思ったりもするのですが、許可営業だけに、お上にタテツク訳にはいきません。
とはいえ、このパートナーズクラブの広告を行う方法は、他にもあるので・・・。
・・・というか、法をいかにかいくぐるか?ってコトになりますし、結局は、いたちごっこになるんです。しかし、広告会社としては、法律違反をしないためにも、法律やその仕組みを知る必要があって、私は、広告に関することよりも、こちらのお勉強を優先して行っています。
パチンコ業界の方は、自分たちだけが特別に法律の中で運営をしていると思われがちなのですが(こういった”自分たちだけが苦労しているみたいに思うトコが、パチンコ業界の良くない点だとは思います。)、こういった法律って、他の業界でも、結構存在します。
広告業界の方は、何かの媒体に掲載する際に、媒体基準であるとか、広告基準があることをご存じかと思いますが、ここでも、最低限の業種の規制について書かれているコトがあります。(というか、書かれていない媒体って、逆にどうかと思うコトも・・・。)
不動産、医療関係、エステ、化粧品、人材派遣、教材販売、金融、フィットネス、健康食品・・・、あと、何だっけ。。。(笑)
▼ちなみに、日本新聞協会の”新聞広告掲載基準”はココに載っています。
http://www.pressnet.or.jp/index.htm
まっ、結論として、何が言いたいのかと言いますと・・・。
自分たちだけが大変な訳ではないではないですし、前向きに行きましょう。
そして、真剣に自店の集客を考えないと行けないし、他責(パチンコメーカー)にしていても、何も始まらないというコトです。・・・これも、どの業界にでも言えることですよね?
そして、私たちは、広告のお勉強も、マーケティングも、携わっている業界の知識も身につけていかないとですし、日々是勉強で、切磋琢磨していかなくては!と思うのです。そして、諦めなければ、きっと道は開けるはずなのです。(意外なとこに、意外なコトが、落ちてたりします。)